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11月の東京シティビュー:海抜270メートルの「東京スカイデッキ」 PART2

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スカイデッキより東南東方向(JR田町駅方向)。完全な逆光状態となってしまっていますが、頑張って撮影していきます。市街地によって覆い尽くされていて全く判りませんが、この界隈には武蔵野台地の東端部である「三田丘陵」と呼ばれる丘陵地帯の上に市街地が発達しているのです。




レインボーブリッジの向こう側に広がっている「臨海副都心」の埋立地と高層ビル群をズームで撮影してみました。少し諦めかけていたのですが、中央防波堤外側埋立地と若洲を結んでいる「東京ゲートブリッジ」の巨大な橋梁のシルエットをくっきりと撮影することが出来ました。




スカイデッキより東方向(JR浜松町駅方向)。真正面、芝公園や増上寺の広大な緑地帯の一角に建っている東京タワーを中心に、高層ビル群のスカイラインが幾重にも広がっているのが見えます。




JR東海道本線や東海道新幹線等の線路群、国道15号線などの幹線道路沿いが古くからオフィス街として発展して来ていて、現在は再開発による高層化が進みつつあります。




増上寺や芝公園の緑地帯と、東京港に挟まれているJR浜松町駅周辺は旧東海道沿線でもあり、高層ビルを中心としたオフィス街となっています。東京港の海面を挟んだ更に奥には、豊洲地区のタワーマンション群が小さく見えます。




東京タワーをズームで撮影してみました。高さ250メートルの第二展望台とこのスカイデッキを比較してみると、海抜レベルではスカイデッキの方が高い位置にあります。




ウッドデッキの上を散策していきます。高さ238メートルの屋上展望台の上は思った以上に静かで、高層ビル周辺の車の走行音などの喧騒はまったくと言っていいほど聞こえてきませんでした。




東京スカイデッキの屋上展望台の全景を撮影しました。この時の利用者は私一人だけで、ほぼ貸し切り状態で東京の風景を楽しんでいました。




北東方向(JR新橋駅方向)を眺めていきます。どこまでも続いている市街地の街並みによって、はるか彼方にある地平線すら霞ませてしまうほどの大都市である東京の真髄に迫っていきます。




手すりの外側に広がっている東京の風景を楽しむのも第一ですが、滅多に見られるものではない超高層ビルの屋上部分の見学もしていきます。




屋上ヘリポートの基盤を取り巻くように環状に設置されている線路を撮影しました(線路と言うよりは、軌道に近い)。高層ビルの街壁面やガラス窓を掃除するためのゴンドラを吊り下げるクレーン装置を移動するためにあります。




クレーン装置専用の軌道や周辺機器などが手前側に設置されているため、360度展望と言うわけにはいかないようですね。




ズームをしてみると、ミッドタウンタワーの頭頂部だけを撮影するのが限界でした。その右下には赤坂サカスのTBS放送センターの高層ビルもわずかに写っていました。




赤坂地区や溜池山王地区の高層ビル群の背後に広がっている皇居の緑地帯周辺を撮影しました。永田町地区の衆参議員会館や最高裁判所などの建物群も小さく写っているのが見えます。




国会議事堂もこの位置から見えると思っていたのですが、溜池山王駅前に建っている山王パークタワーと、赤坂地区にそびえ立っているタワーマンションの構造体に隠れてしまっていました。



11月の東京シティビュー:海抜270メートルの「東京スカイデッキ」 PART3

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スカイデッキより北東方向(JR東京駅方向)です。高さ238メートル(海抜270メートル)の屋上展望台から千代田区や港区北部に広がっている高層ビル群を見渡していきます。スカイデッキから眺める東京の風景の中でも、最もハイライトな方角です。




皇居の広大な緑地帯の東側に広がっているのはJR東京駅周辺の高層ビル群、その高層ビル群の南側につながっているのは港区の新橋・虎ノ門地区の高層ビル群です。




個性的なデザインで高さもまちまちな港区北部地区の高層ビル群と比較すると、東京駅周辺の高層ビル群は「天皇の駅」のおひざ元であることから高さも200メートルまでに制限されていて、画一的なデザインのビル街となっています。




東京駅周辺の高層ビル街をズームで撮影しました。丸の内や大手町地区の高層ビル群は既に一体化されていて、現在でもいたるところでタワークレーンが建ち並び、高層ビルの建設工事が進められています。はるか遠くには東京スカイツリーのシルエットがはっきり見えました。




東京駅周辺もそうですが、港区北部地区でも現在数多くの高層ビルの建設工事が進められています。東京地下鉄南北線の六本木一丁目駅前で住友不動産が計画している再開発事業「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」では、高さ249メートルの高層オフィスビル、タワーマンション、商業施設が建設されます。




武蔵野台地の東端部に位置する「仙石山」もしくは「城山」と呼ばれる丘陵地帯の上に造成されている高層ビル群をズームで撮影しました。泉ガーデンタワー、アークヒルズ仙石山タワーなどの高層ビル群が見えます。




「環状二号線プロジェクト」として建設されてきた地上52階地下5階建て、高さ255メートルの超高層ビル「虎ノ門ヒルズ」をズームで撮影しました。今まで地味なオフィス街として見向きもされてこなかった虎ノ門地区ですが、この高層ビルの完成で街並みが変わっていくことを期待しています。




東京都心部の中に突き出た愛宕山と呼ばれる丘陵地帯の脇に建っているツインタワー「愛宕山グリーンヒルズ」の高層オフィスビルとタワーマンションをズームで撮影しました。その後ろ側にはJR新橋駅の東側に広がっている「汐留シオサイト」の高層ビル群が小さく見えました。




虎ノ門地区や新橋地区など、港区の北部地区の高層ビル群も、JR東京駅周辺の高層ビル群に負けず劣らずの規模なのではないでしょうか。




浜離宮庭園の緑地帯と墨田川放水路の奥に広がっているのは月島や晴海地区、豊洲地区の高層タワーマンション群です。東京都心にほど近く、地価も意外と安いことから近年はタワーマンションが建ち並び、人口が急増している界隈です。




ウッドデッキには双眼鏡なども設置されていて、遠くの景色をズームで眺めることが出来ます。




広大なヘリポートの向かい側にも展望デッキが整備されていて、その脇に退出専用の鉄製階段が設置されています。屋上展望台から降りるにはあの階段を利用することになります。




2016年3月に竣工予定の六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業の高さ249メートルという、東京都内でも最高レベルの高さの超高層ビルが完成すれば、スカイデッキから眺める景観が一変してしまうと思います。




東京スカイツリーのシルエットが見える地平線周辺ですが、若干霞みがかっていることもありますが、どこまでも際限なく広がっている関東平野の市街地によって見通すことが出来ないほどです。




この日は雲一つない快晴の青空の中でも撮影だったので、最高の東京都心部の高層ビル群の風景を撮影することが出来ました。


11月の東京シティビュー:海抜270メートルの「東京スカイデッキ」 PART4

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スカイデッキより北方向(JR四ツ谷駅方向)です。明治神宮外苑や赤坂御用地、新宿御苑などの広大な緑地帯が広がっていて、都心部にほど近くて緑が多いエリアを見渡していきます。屋上ヘリポートの周囲に配置されている機器の隙間から眺めていきます。




緑地帯群の北側に広がっている新宿区や文京区、豊島区内の広大な住宅密集地帯をズームで撮影しました。この界隈には思ったよりも高層オフィスビルやタワーマンションは少ないですね。




高層ビルの外壁ガラスを洗浄するためのゴンドラを吊り下げるクレーン装置が稼働しているみたいでした。屋上は意外と無風状態に近いですが、高層ビルの壁面では風が強いのかもしれませんね。




屋上に何台も並んでいる空調装置がフル稼働していみたいでした。




赤坂御用地の緑地帯の敷地内の一角に建っている迎賓館、JR市ヶ谷駅のそばに建っている陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地内の防衛省本庁舎の高層ビルと通信アンテナ、はるか遠くには池袋のサンシャインシティの高層ビル群などが綺麗に撮影することが出来ました。




赤坂御用地の緑地帯の南側を通っている国道246号線(青山通り)沿いに建っているタワーマンション群をズームで撮影しました。住宅地だけでなく、オフィスビル街も形成されています。




北西方向(JR新宿駅方向)を見ていきます。JR新宿駅西口の高層ビル群や、明治神宮や青山霊園などの緑地帯などを綺麗に見渡すことが出来ます。




東京の市街地を形成している「武蔵野台地」と呼ばれている標高30〜40メートル前後の広大な丘陵地帯の上に形成されている新宿区や渋谷区、豊島区などの山の手の市街地です。東京が発展してくるにつれて、住宅街のみならず、副都心としての高層オフィスビル街が増えてきています。




西新宿の高層ビル群を見渡せるこの場所にも写真撮影スポットが設置されていました。




東京都立青山霊園の広大な緑地帯を見下ろして撮影しました。霊園の敷地内に植えられている約230本のソメイヨシノの木々がほんのりと赤くなってきていました。




住宅密集地に囲まれている明治神宮と代々木公園の広大な緑地帯をズームで撮影しました。その脇には1964年(昭和39年)の東京オリンピックの会場の一つとして使われた国立代々木競技場の第一・第二体育館の建物が小さく写っています。




新宿駅西口の高層ビル群をズームで撮影しました。1980年代中盤から1990年代後半にかけて完成した高層ビルばかりでそんなに景観に変化はないイメージが強いですが、実際には現在でも新しい高層ビルが次々と建設されています。




新宿駅東口の繁華街の東側に広がっている新宿御苑の緑地帯をズームで撮影しました。その南側には明治神宮外苑の敷地となっていて、2020年の東京オリンピックのメイン会場として建て替えが行われる国立霞ヶ丘競技場や、ヤクルトスワローズの本拠地である明治神宮球場が写っています。




明治神宮の緑地帯の左下から「表参道」のイチョウ並木道がまっすぐ伸びているのが見えますでしょうか?この界隈は渋谷区の神宮前地区、閑静な住宅街が広がっています。




青山霊園の北側に広がっているのは港区の南青山地区の住宅密集地帯ですが、意外とその高級感のあるイメージとは裏腹に、昭和の雰囲気が残っている住宅街の街並みなのですね。


11月の東京シティビュー:海抜270メートルの「東京スカイデッキ」 PART5

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スカイデッキより西方向(JR・東急渋谷駅方向)です。渋谷区や目黒区、世田谷区の繁華街や住宅街の風景を見渡していきたいと思います。




まっすぐ西方向に伸びている六本木通りと首都高速3号渋谷線の先にはJR・東急渋谷駅周辺の繁華街や高層ビル街が広がっているのが見えます。




2012年4月に開業した「渋谷ヒカリエ」を始めとする渋谷駅周辺に林立している高層ビル群、その左側奥に広がっている東急田園都市線池尻大橋駅前の「大橋ジャンクション」の高層ビル群をズームで撮影しました。




渋谷駅の繁華街の手前側に広がっている青山学園大学渋谷キャンパスの広大な敷地を撮影しました。




渋谷区の神宮前地区や、港区の南青山地区の広大な住宅密集地帯を撮影してみました。




渋谷駅前から赤坂見附方向へ向かう国道246号線(青山通り)沿いはオフィスビル街としての側面も近年は大きくなってきています。




スカイデッキより南西方向(JR恵比寿駅方向)。目黒区や世田谷区の大部分を構成している住宅密集地帯を見渡してみたのですが、霞みがかっていました。




渋谷区の広尾地区の住宅密集地帯をズームで撮影しました。広尾ガーデンヒルズのマンション群を中心に、東京都内でも良質な住宅街が広がっています。




上の画像のはるか左端、雲海のように見える広大な市街地の中を高層ビル群のシルエットが見えますが、東急田園都市線二子玉川駅前で整備中の「二子玉川ライズ」のタワーマンション群です。あの高層ビル群の真下を多摩川が流れています。




多摩川の河道や、河川敷周辺を撮影してみようとしましたが、うっすらと河川敷らしきラインが見える程度でした。




東京都心部や新宿副都心と比較すると高層ビルの数が少ない渋谷駅周辺ですが、今後は東急東横店の再開発工事によって、高さ200メートル以上の超高層ビルが数棟建設されるプランが立ちあがっています。




大橋ジャンクションのタワーマンションやオフィスビル群の更に奥には、三軒茶屋駅前に建っているキャロットタワーの高層ビルが小さく見えました。




退出専用階段を下りて専用エレベーターへ向かいます。屋上機器が建ち並んでいる中の通路を歩いていきます。




しばらく順路に沿って歩いていくと通路脇に巨大な灯油燃料タンクが設置されていました。地震といった災害時等の非常時のバックアップとして、電力会社からの補完電力供給に加え、灯油により発電することで72時間の発電が可能になっているのです。元々六本木ヒルズでは日常的に自家発電を実施しています。




発電機に接続されたガスタービン6基(電気出力6360KW)と蒸気タービン1基(電気出力500KW)が設置されており、発電能力の合計は38860KWです。ガスタービンは都市ガスを燃料としており、タービンに蒸気を噴射して出力を上げることもできます。また、非常時には灯油を使用することもでき、非常用の灯油が六本木ヒルズに備蓄されています。




エレベーターホール前に戻ってきました。これで11月の東京シティビューは終わりです。

紅葉の明治神宮外苑:黄金のトンネルと化しているイチョウ並木道 PART1

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11月下旬の平日、東京地下鉄銀座線の青山一丁目前駅にやってきました。紅葉がちょうどピークを迎えているメイ神宮外苑の緑地帯の中を散策して、JR千駄ヶ谷駅まで散策していきます。この日の東京は雲一つない快晴の青空でした。




国道246号線(青山通り)を渋谷方向へ向かって歩いていきます。東京都心部から渋谷方向へ放射状へ伸びている国道246号線は大変交通量が多かったです。




しばらく歩いていると正面に「伊藤忠商事東京本社ビル」の高層ビルが見えてきます。その手前側に明治神宮外苑の参道入り口が設置されています。




国道246号線「青山二丁目交差点」前に到着しました。交差点から明治神宮外苑の敷地内をまっすぐ南北方向に伸びているイチョウ並木道は紅葉の最盛期を迎えていました。東京都内でも屈指の紅葉名所でもあるイチョウ並木道、多くの人々で賑わっていました。




青山二丁目交差点から聖徳記念絵画館前まで約400メートルの距離のイチョウ並木道内を散策していきます。神宮外苑の敷地内では「いちょう祭り」のイベントが開催されており、イチョウの紅葉もちょうど見ごろだったので、混雑していました。




イチョウ並木道は、4列にイチョウの木々が整然と植えられていて全部で146本あるそうです。それらのイチョウの木々のほぼ全てが紅葉を迎えていました。




今年2013年の紅葉も例年通り、素晴らしい黄金のトンネルと化していました。今年の夏は非常に暑く、その後急激に寒くなったので、色づきの時期もずれるかと心配していたのですが、大丈夫でした。




例年だと11月の中旬くらいから色づきし始め、11月下旬〜12月上旬にかけて紅葉のピークを迎えます。十分な道幅を確保されているイチョウ並木道の歩道部分ですが、多くの人通りで満員電車みたいでした。




太陽の光が当たりづらい西側(表参道側)のイチョウの列はまだ緑がかっている個所が少しありましたが、全体的に9割以上の葉が黄色く染まっていました。




東側のイチョウの木々の列には、午後の時間帯の強烈な太陽の西日が当たり、イチョウの葉が文字通り「黄金色」に光り輝いていました。




車の流れが途切れた瞬間を狙って、道路を挟んだ反対側のイチョウ並木の列を撮影しました。




今年2013年で「第17回神宮外苑いちょう祭り」を迎えるそうです。2013年11月16日〜12月9日までの約3週間にわたってイベントや屋台などが開催されています。




銀杏の木の根元周辺を撮影しました。明治神宮外苑の並木道に植えられているイチョウの木々は、1926年(大正15年)の明治神宮外苑創建に先立って、1923年(大正12年)に植栽されたものです。




イチョウ並木道の沿道には屋外・屋内カフェなどの建物が何軒もありますが、現在の季節だと長蛇の列が出来ていました。




イチョウ並木道の地面には、落葉したイチョウの葉が敷き詰められていて、黄金の絨毯のように広がっていました。




地面が黄色い絨毯のように葉っぱで敷き詰められている時に、突風などが吹くと黄色い紙吹雪が舞いあがる風景を眺めることが出来るようですが、滅多に見かけることはないのだとか。




午後の時間帯だったので混雑もピークを迎えるタイミングでしたが、ちょうど太陽の光が南南西側から照りつける構図だったので、物凄く綺麗な黄金のようなイチョウ並木道を撮影することが出来ました。


紅葉の明治神宮外苑:黄金のトンネルと化しているイチョウ並木道 PART2

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引き続き紅葉の最盛期を迎えている明治神宮外苑のイチョウ並木道を散策していきます。色鮮やかな黄色に染まっているイチョウの木を下から見上げて撮影しました。




銀杏の木々の根元周辺は「黄金の絨毯」が広がっていました。




落葉した黄金の絨毯もちょうど見ごろを迎えつつありますね。




土日休日だと、イチョウ並木道も通行止めになり「歩行者天国」が実施されるそうです。




銀杏の木々を一本ずつよく見てみると落葉が始まっていて、木の枝や幹が露出している個所も見受けられました。




散策日の前日の深夜の時間帯に、関東地方は低気圧の通過に伴う突風が吹き荒れた後だったので、かなりの落葉があったのだと思います。




落葉が進みつつあるイチョウの木を、下から見上げて撮影しました。




ここまで迫力のある紅葉風景は今まで見たことがなかったですね。




太陽の光が当たりにくい場所に建っているイチョウの木の紅葉はまだ進みにくいのではないかと思いました。




都内随一の紅葉名所でもあるこのイチョウ並木道、平日の昼過ぎの時間帯だったのですが、多くの人たちで賑わっていました。




この日は雲一つない快晴の青空の天気だったこともあり、最高の状態のイチョウ並木道を撮影することが出来ました。




ここ一週間ほどの期間が、紅葉のピークなのではないでしょうか。




イチョウ並木道から秩父宮ラクビー場への通りが分岐している場所から撮影したイチョウ並木道です。視界がパッと開けて、海が記念館方向へまっすぐ伸びている紅葉のイチョウ並木道を綺麗に撮影することが出来ました。




天候も最高、空気の綺麗さも最高、紅葉の進み具合も最高、全ての要素が最高の状態で、最高の紅葉のイチョウ並木道を撮影することが出来ました!!!




沿道のカフェ前には長蛇の列が…。




下から見上げるイチョウ並木の紅葉も迫力がありました。




引き続き散策を続けていきます。



紅葉の明治神宮外苑:イチョウ並木道から国立競技場前まで散策する

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ふと周囲を見回してみると、イチョウ並木道の車道で停車している高級セダンの車体に、なんと紅葉のイチョウ並木が車体ボディに鏡のように写っていました。これはすごい発見をした!と思い、撮影しました。




イチョウ並木道の北側に建っている絵画館前に近づくにつれ、ますます人通りが激しくなってきました。




高揚が最盛期を迎えているイチョウ並木道の散策を続けていきます。




既に散り始めていて、枝が露出しているイチョウの木々も結構多かったです。




しばらく歩いていると、東京都内を巡る「はとバス」の定期観光バスがイチョウ並木道に停車しました。バスの全面ガラスに写るイチョウ並木の紅葉も、先ほどの高級セダン車の「車体紅葉」?と同じく綺麗だったので撮影しました。




黄金のトンネルとなっているイチョウ並木道に停車中の「はとバス」の最新式セレガ(日野製・ハイブリッド)です。東京を代表する観光バスであるはとバスの車体の塗装は黄色と、紅葉のイチョウ並木道の組み合わせは、本当に絵になりますね。




イチョウ並木道の北端部に広がっている「聖徳記念絵画館」前に到着しました。絵画館前の広場では「いちょう祭り」のイベントや屋台の出店などで賑やかです。




いちょう祭りの喧騒の中を通り抜けて、JR千駄ヶ谷駅へ向かって散策を続けていきます。東京ヤクルトスワローズの本拠地である「明治神宮球場」の脇を通り抜けていきます。




前方に2020年に開催される東京オリンピックのメイン会場となる「国立霞ヶ丘競技場」の広大な敷地が見えてきました。紅葉のイチョウ並木道の喧騒とは打って変わって、閑散とした雰囲気に包まれていました。




国立競技場周辺も紅葉が一応は進んでいるみたいですが、御世辞にもそれほど綺麗とは言えませんね。




国立霞ヶ丘競技場の「青山門」前に到着しました。2020年の東京オリンピックのメイン会場は、本来は中央区の晴海ふ頭に新しく建設されるはずだったのですが、東日本大震災後に、大規模災害時の避難問題の観点から、ここ千駄ヶ谷の国立競技場を建て替える計画に変更された経緯があります。




総工事費は解体費を除いて1300億円程度を見込んでいます。現在の競技場は2014年7月から2015年10月にかけて解体され、2015年10月から「新国立競技場」の建設を開始し、2019年3月までに完成する予定となっています。




今年の2013年9月7日にブエノスアイレスで開催されたIOC総会で2020年夏季オリンピックの開催が東京に決まったわけですが、あと7年しかありません。7年は長いように見えて、インフラ整備などを考えると意外と短いように思うので、これから東京は忙しくなりそうですね。




国立競技場の敷地の南側を回り込んでJR千駄ヶ谷駅方向へ向かいます。国立競技場の南側に建っている「日本青年館」の建物の脇を通り抜けていきます。この建物も、国立競技場の建て替え・増築工事によって取り壊すとか取り壊さないとか噂がありますが、どうなるのでしょうか。




「霞岳町交差点」から日本青年館と国立競技場の敷地の間を通っている坂を下っていきます。




「代々木門」の脇を通り抜けていきます。代々木門周辺には工事用のフェンスが設置されていて、これから何か工事が始まるみたいです。早速取り壊し工事が始まるのでしょうか?




1964年開催の東京オリンピックのメイン会場でもあった国立競技場ですが、そろそろ半世紀を迎えることから老朽化が進んできているのだとか。建て替えによって、立派な新国立競技場に生まれ変わってほしいです。


紅葉の明治神宮外苑:国立霞ヶ丘競技場前からJR千駄ヶ谷駅まで

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2020年に開催される東京オリンピックのメイン会場となる国立霞ヶ丘競技場の敷地の西側、外苑西通りに沿って南北方向に細長く伸びている「明治公園」内を散策していきます。




公園の敷地内にはもみじの気が数本ほど植えられていて、綺麗な紅葉を楽しむことが出来ました。




8割ほど綺麗に赤くなっているもみじの木を下から見上げて撮影しました。




現在はのどかな雰囲気に包まれている明治公園ですが、国立競技場の建て替え工事が始まる来年ごろになると工事用車両などの出入りによってにぎやかになるかもしれませんね。




国立霞ヶ丘競技場の正門玄関に当たる「千駄ヶ谷門」が見えてきました。JR千駄ヶ谷駅や、都営大江戸線の国立競技場駅にもほど近く、立派な階段や広場が整備されています。




スポーツなどのイベントが開催されていない時期は、閑散としている国立競技場の千駄ヶ谷門周辺ですが、工事用フェンスがここにも設置されていました。




1964年の東京オリンピック以来、慣れ親しんできた国立競技場の風景ですが、あと数年でこの建物も取り壊されて観ることが出来なくなってしまうのですね。




千駄ヶ谷衛門前の広場の隅には、1964年開催の東京オリンピックの時の記念碑が設置されていました。




外苑西通りの上に架橋されている歩道橋を渡り、都立東京体育館方向へ向かいます。千駄ヶ谷駅方向と国立競技場を結んでいる歩道橋ですが、普段はこのように閑散としています。




歩道橋「明治公園橋」の上からJR中央快速・緩行線の線路群方向を撮影しました。外苑西通り周辺の木々も紅葉を迎えているようですね。




JRの線路群と首都高速4号新宿線の高架橋の背後には「新宿御苑」の広大な緑地帯が広がっています。新宿御苑内も紅葉が見ごろを迎えているみたいでした。




都立東京体育館の敷地の北側を通っている通りを散策してJR千駄ヶ谷駅前へ向かいます。




都立東京体育館前の通りのイチョウ並木も綺麗な紅葉を迎えていました。明治神宮外苑の敷地内の有名なイチョウ並木道ほどではありませんが、立派に成長しているイチョウ並木道でした。




通りの南側には都立東京体育館の巨大な建物が建っているので、イチョウ並木道は影の中に入ってしまっていました。




しばらく道なりに歩いていると、視界が開けてJR千駄ヶ谷駅の駅前が見えてきました。千駄ヶ谷駅は山手線環状部のほぼ中央に位置する駅なのですが、緑豊かな環境の中にある駅なのです。




JR千駄ヶ谷駅前に到着しました。駅舎は首都高速4号新宿線の高架橋の真下に隠れるように設置されているので、一目見ただけでは駅があるとは判らないほどです。これで紅葉の明治神宮外苑の散策は終わりです。



11月の品川駅:JR品川駅港南口周辺の散策 PART1

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11月初旬の平日、JR品川駅の港南口にやってきました。通勤ラッシュが終わりかけている時間帯だったので、品川駅周辺のオフィスビル街へ通勤途中のビジネスマンの人たちであふれかえっていました。品川駅周辺の街並みを散策していきます。




JRの山手線や東海道本線、東海道新幹線、京浜急行本線などの一大ターミナルである品川駅は、丘陵地帯が広がっている西側の山手側の「高輪口」と、こちら東側の東京湾側に面した工業地帯や高層オフィスビル街が広がっている「港南口」の二つの入口が設置されています。




港南口の真正面に広がっているのは「品川駅港南商店街」と呼ばれている通りで、近未来志向のオフィスビル街のイメージが強い港南口の中で、昭和の香りが色濃く残っている駅前通りが東側へ向かって伸びています。




昭和の遺産のように取り残されている品川港南商店街の街並みの南側に突如広がっているのは「品川インターシティ・品川グランドコモンズ」の高層ビル群です。今回の散策では、これらの高層ビル街の周囲を散策しながら北品川地区の八ツ山橋へ向かい、高輪方面へ向かいます。




平日朝の通勤ラッシュの時間帯の品川駅港南口の駅前広場の全景です。1990年代の港南口周辺の風景といえば、食肉市場や下水処理場、東京入国管理局や火力発電所など、普段はあまり近づきたくないイメージばかりの場所だったのですが、この約20年間でそのイメージも変わりつつあります。




現在の高層ビル群が広がっている敷地は、旧日本国有鉄道の貨物ヤードと新幹線の車両基地が広がっていました。1987年(昭和62年)の国鉄民営化に当たって、大規模な再開発が実施されることになるのです。




1998年に品川インターシティが、2003年には品川グランドコモンズが開業し、品川駅港南口は東京都内でも有数の高層オフィスビル街として発展することになりました。一日に3万人近くの人々が就労しているそうです。




2003年10月には東海道新幹線の品川駅が開業し、東京都心部の南部の一大ターミナル駅に昇格しました。現在は全のぞみ号を含む全列車の停車駅となっていて、交通利便性が一気に上がってきています。




東海道新幹線駅舎部分はJR東海の管轄内ですが、港南口側にある駅ビル「品川アトレ」などはJR東日本が運営しています。




アトレ品川などが入居している「JR品川イーストビル」を見上げて撮影しました。東海道新幹線の品川駅開業半年後の2004年3月に竣工した高層ビルです。




通勤ラッシュでビジネスマンの人たちでごった返している品川駅港南口や、周辺の高層オフィスビル街と比較すると、駅前の港南商店街の中は人通りもなく時間が止まっている感じでした。




新幹線の駅も誕生して今年で10年目となり、東京駅周辺に匹敵する潜在能力を持っている品川駅、2020年に東京〜名古屋間で開業する中央リニア新幹線の始発駅になることが確定していて、今後のさらなる発展が期待されますね。




駅周辺の小さな区画が広がる市街地エリアでも、再開発工事が至る場所で実施されています。




1998年(平成10年)に、品川車両基地の広大な跡地に再開発によって誕生したオフィスビル街「品川インターシティ」です。約35560平方メートルの敷地にA棟・B棟・C棟の3棟からなる高層オフィスビルとShop&Restaurant棟のショッピングエリア、ホール棟から構成されています。




品川インターシティと品川グランドコモンズの、二つの高層ビル群の間に谷間のように整備されている緑地帯と散策道を撮影しました。


11月の品川駅:JR品川駅港南口周辺の散策 PART2

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品川インターシティA棟前からJR品川駅の港南口方向を撮影しました。港南口周辺の道路には、港南地区周辺の工場地帯へ向かうバス乗り場となっていて、通勤する人たちが長い列を作っていました。




貨物ヤードや新幹線車両基地があった時代の1990年代前半の港南口周辺といえば、品川駅の改札内から長い地下道を歩かなければたどりつけないことで有名でしたが、港南口側にも駅ビルが出来る時代になったのですね。




品川駅港南口のペデストリアンデッキと直結している空中連絡通路の「スカイウェイ」を撮影しました。品川インターシティの全ての高層ビルと、緑地帯を挟んだ反対側の品川グランドコモンズの高層ビル群ともつながっています。




歩行者用連絡通路スカイウェイの西側に広がっているのは、高層ビル群の再開発工事と同時に造営された緑地帯「品川セントラルガーデン」です。後ほど、この緑地帯の中を散策してみましょう。




品川セントラルガーデンは「品川駅東口地区再開発地区計画」として開発されたインターシティ・グランドコモンズのうちA1地区、B1地区の建物の間に南北に広がる幅約45メートル、長さ約400メートル、面積約2ヘクタールの広大な歩行者大空間の名称です。




品川インターシティA棟脇のスカイウェイ上から品川駅の港南口の全景を撮影しました。JR品川イーストビル(JR東日本の駅ビル)と、東海道新幹線品川駅舎(JR東海の駅ビル)の立派な駅施設が建っています。そして駅前広場の北側にも高層ビル群が形成されています。




そして地上2階に位置している港南口から駅前広場全域や、品川インターシティやグランドコモンズの高層ビル群へ伸びている歩行者用ペデストリアンデッキが整備されていて、通勤ラッシュ時には多くのビジネスマンの人たちが行きかっています。




一度品川駅港南口から東京港方向(東側)に広がっている繁華街や工業地帯へ向かいます。




品川駅港南商店街の南側を東西方向に通っている通りを東側へ向かって散策していきます。この界隈は駅前繁華街の雰囲気が色濃かったです。




東京都中央卸売市場食肉市場の西門前から振り返って、品川駅港南口方向を撮影しました。やはり再開発工事が始まる以前の1990年代前半と比べると、同じ街並みとは思えないほどですね。




平日朝の通勤ラッシュの時間帯だったので、繁華街の中は閑散としていましたが、夕刻の時間帯になると賑やかになってくるのではないでしょうか。




品川インターシティA棟の高層ビルを見上げて撮影しました。地上32階地下4階建て、高さ145メートルの高層ビルで1998年11月に竣工しました。近鉄エクスプレス、日立工機、フォーラムエイト 本社、IDEC、タキロン、オージス総研東京本社等が入居しています。




品川インターシティの高層ビル群の西側に広がっているのが「東京都中央卸売市場 食肉市場」の広大な敷地です。多くのトラックがこの西門から走り出していて、新鮮なお肉が東京中のお店やスーパーなどに届けられているのです。




東海道新幹線も発着する東京の一大ターミナルである品川駅、高層オフィスビル街と昭和の雰囲気が残る繁華街、日本最大規模の食肉市場と、多彩な顔を持つ品川駅の港南口の風景です。




食肉市場の東側を通っている旧海岸通りから品川インターシティの高層ビル群を眺めてみたいと思います。


11月の品川駅:品川インターシティ、グランドコモンズ内を散策する PART1

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JR品川駅界隈の東側を南北方向に通っている「元海岸通り」を散策していきます。品川インターシティの高層ビル群の手前側に広がっているのは「東京都中央卸売市場 食肉市場」の建物群です。




「品川インターシティ」の高層ビル群の全景を撮影しました。左側からC棟、B棟、そして楕円形の形状をしているA棟の高層ビルです。羽田空港に程近い立地条件であることから、どの高層ビルも高さは140〜150メートル前後に抑えられています。




品川インターシティの再開発計画が始まるのは国鉄民営化時の1987年です。国鉄清算事業団に貨物ヤード跡地に隣接する新幹線基地の部分が移管され、(品川グランドコモンズなどの部分)ここも追加で開発されることになり、興和不動産の取得部分と一体なって大規模な再開発が検討されることになるのです。




「東京都中央卸売市場 食肉市場」の全景を撮影しました。東京都内に11か所ある中央卸売市場の中では唯一、お肉を取り扱う市場です。取扱高は食肉市場として全国一の規模を誇っています。




品川セントラルガーデンの緑地帯の南側へ向かうために、食肉市場の脇を散策していきます。食肉市場は、主に牛と豚の枝肉や内臓等を生産する「と場」と、これらの製品を取引する「市場」の二つの部門から成り立っています。




同じ東京都卸売市場でも、お魚などの水産物を扱う築地市場等と比べてみると、ここ品川の食肉市場は人々の活気のようなものは一切感じなく、何となく世の中から分断されている雰囲気を強く感じました。せっかくリニアの始発駅がすぐそばに将来完成するわけですし、築地市場のようにもっと有名地にでもなればいいのですが…。




敷地面積は約64000平方メートル、建物は大小さまざまあり、その延床面積は約94000平方メートルに及びます。牛や豚の枝肉を衛生的に保管する大型冷蔵庫や、と畜解体施設、水処理センターなどで構成されています。




食肉市場の広大な敷地に隣接して品川インターシティの高層ビル群が広がっています。前述の通り、1990年代の初めまではここは東海道新幹線の車両基地や、貨物ヤードが広がっていました。




3棟ある内の中央に建っているB棟内には日本のスーパーゼネコン5社の一つである大林組の東京本社が入居しています。長い間大林組の本社や本店機能は大阪の北浜に設置されていたのですが、2010年には本店を大阪本店に、東京本社を本社にそれぞれ改称しました。同時に東京本店を設置しています。




品川セントラルガーデンの緑地帯を南側から散策していきます。通勤ラッシュも一段落した時間帯なので、周囲は人通りはほとんどなく閑散としていました。




品川グランドコモンズの南端部に建っている高層タワーマンション「品川Vタワー」を見上げて撮影しました。品川グランドコモンズ開業時の2003年5月に竣工したタワーマンションで、港南界隈では初めて誕生したタワーマンションです。




品川セントラルガーデンの緑地帯の西側(JR品川駅側)に林立している品川グランドコモンズの高層ビル群です。この界隈の高層ビル群は、ビル同士の密接度がかなり高いのが特徴です。




品川セントラルガーデンの緑地帯を南側からその全景を撮影しました。平日の日中の時間帯は人通りもなく閑散としていますが、昼食時になると周辺のオフィスビル群から人々が出てくるそうです。




現在も続いている東京湾岸のタワーマンションの建設ラッシュの火付け役は、この品川Vタワーであると言われています。品川駅のすぐそばであり、ウォーターフロントに面していることから人気の高いマンションなのだそうです。




木々が多く植えられていて、散策道がしっかり整備されている品川セントラルガーデンの敷地内を散策していきます。


11月の品川駅:品川インターシティ、グランドコモンズ内を散策する PART2

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品川インターシティと品川グランドコモンズ、二つの高層ビル群に挟まれている南北方向に広がっている緑地帯「品川セントラルガーデン」を散策していきます。平坦な緑地帯のイメージが強かったこの緑地帯ですが、実際に歩いてみるとかなり起伏のある地形の上に造営されています。




高層オフィスビル街やタワーマンション群、駅前繁華街の中心に位置している緑地帯であり、都心の中に広がる緑豊かな空間を形成しています。




数多くの木々が整然と植えられている品川セントラルガーデンの緑地帯、11月初旬の散策だったので、まだ紅葉には程遠かったです。




緑地帯の西側(JR品川駅側)に壁のように林立している高層ビル群「品川グランドコモンズ」もインターシティと同じく、旧国鉄の貨物ヤードや車両基地の跡地に再開発工事によって誕生しました。




品川グランドコモンズは東海道新幹線の車両基地のあった品川駅東口地区再開発地区計画のB−1地区にあたり、隣接するA−1地区は1998年に先行開業した品川インターシテイです。




国鉄民営化に先立つ1984年(昭和59年)に興和不動産が旧国鉄品川駅東口貨物ヤード跡を取得(現在の品川インターシティの部分)します。その3年後の1987年(昭和62年)には民営化され、再開発計画が始まることになります。同じような計画は新橋駅西側の汐留貨物ヤード(現在の汐留シオサイト)でも始まっていました。




国鉄民営化後、それに伴い国鉄清算事業団に貨物ヤード跡地に隣接する新幹線基地の部分が移管され、(品川グランドコモンズなどの部分)ここも追加で開発されることになり、興和不動産の取得部分と一体なって大規模な再開発が検討されることになります。




品川グランドコモンズは2004年3月に竣工しました。約52770平方メートルの敷地に5棟の高層オフィスビル、2棟の高層マンションと、幅45メートル・長さ400メートルの品川セントラルガーデンの緑地帯から構成されています。




品川インターシティの2階部分に設置されている歩行者用ペデストリアンデッキ「スカイウェイ」を散策していきます。




緑地帯を上から見下ろしていきたいと思います。




緑地帯が造営されてから丁度今年で10年目になりますが、植えられている木々も程良く成長してきました。




品川グランドコモンズの高層ビル群を個別に見ていきます。どの高層オフィスビルにも日本を代表する大企業の本社機能が入居していて、東京駅周辺の高層ビル街にも挑めるくらいの集積が進んできています。左側がキャノンSタワー、中央が三菱重工ビルです。




「三菱重工ビル」。地上23階地下3階建て、高さ146.8メートルの高層ビルで、三菱重工業株式会社の本社機能が入居しています。以前の本社機能は東京駅の丸の内にあったのですが、2003年3月の品川グランドコモンズ開業時に、ここ品川へ移転してきました。




高層ビル群の南側の一角には2棟の高層タワーマンションの「品川Vタワー」「ストーリア品川」が林立しています。




スカイウェイのペデストリアンデッキから見下ろして撮影した緑地帯です。緑地帯の中には様々な形の植栽が植えられていて、丸で博物館の中庭を散策している雰囲気です。


11月の品川駅:品川インターシティ、グランドコモンズ内を散策する PART3

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品川インターシティ地上2階部分に南北方向に設置されているペデストリアンデッキ「スカイウェイ」を散策していきます。品川インターシティやグランドコモンズの各高層ビル群は、すべてこの歩行者用デッキでつながっている構造になっていて、品川駅港南口にもアプローチすることが可能です。




スカイウェイ〜品川セントラルガーデンの緑地帯を見下ろして撮影しました。スカイウェイから品川グランドコモンズの高層ビルへの渡り廊下状の歩行者用デッキが緑地帯の上に架橋されています。




緩やかなウェイブを描きながら品川駅港南口方向へ伸びているスカイウェイの歩行者用デッキを外側から撮影しました。




緑地帯を破産た対岸に広がっているのが品川グランドコモンズの高層ビル群です。「品川グランドセントラルタワー」を中核に、数多くの高層ビルが林立しています。




品川グランドセントラルタワーを見上げて撮影しました。2003年(平成15年)4月に品川駅港南口の再開発地区「品川グランドコモンズ」内に品川三菱ビルとしてオープンしました。その後の2006年9月には現在の名称へ改称しています。




日本マイクロソフト、NTTソフトウェア本社などが入居しています。低層階は各種店舗(品川グランパサージュ・隣接する三菱重工ビルにもまたがっている)のほか、「ザ・グランドホール」といった500席を有するイベントホールがあります。




低層階フロアの品川グランパサージュとはスカイウェイとも渡り通路などを介して繋がっていて、地上の緑地帯に降りる必要がありません。




品川グランドセントラルタワー前のイチョウ並木道はほんのりとした黄色に染まっていました。




品川グランドセントラルタワーのデベロッパーは三菱商事ですが、この三菱商事がプロデュースする高層オフィスビルには「グランドセントラルタワー」の愛称が付けられているようです。横浜市のみなとみらい地区にある「みなとみらいグランドセントラルタワー」も三菱商事がデベロッパーとなっています。




高層ビル街に両側を囲まれているため、この緑地帯は日中でも日差しが当たる箇所が少ないみたいです。




品川グランドセントラルタワーの北側に建っている「太陽生命品川ビル」。この高層ビルの低層階にも商業施設が入居しています。




振り返ってグランパサージュの低層棟部分を撮影しました。品川駅港南口周辺にはあまり飲食店らしきものがないので、高層ビル街の中にレストランやスーパーなどが併設されています。




しばらく歩いていると前方に品川駅港南口の駅前広場や、JR品川イーストビルを始めとする高層ビル街が見えてきました。スカイウェイは駅前のペデストリアンデッキと一体化されています。




スカイウェイから一度地上に降りて、緑地帯の中を散策していきます。




品川セントラルガーデンの緑地帯内から見上げて撮影した品川グランドコモンズの高層ビル群です。遠くからでも壁のような雰囲気でしたが、そばから見上げてもやはり壁みたいでした。


11月の品川駅:品川インターシティ、グランドコモンズ内を散策する PART4

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品川セントラルガーデンの緑地帯内から撮影した「品川グランドセントラルタワー」の低層階の商業棟です。平日の午前中の時間帯だった野で、人通りも少なく閑散としていました。




お昼時になれば周囲の高層ビル群からビジネスマンの人たちが出てきて、この緑地帯内は賑やかになりそうですね。




品川インターシティのショップ&レストラン前から見上げて撮影した「品川グランドセントラルタワー」です。




品川駅港南口寄りに建っているのはオフィス階や商業施設、高級ホテルであるストリングスホテル東京インターコンチネンタルが高層階に入居している「品川イーストワンタワー」です。




高層ビル同士が非常に近接しあっていて、まるで壁のような雰囲気の品川グランドコモンズの高層ビル群。高さはどれも140〜150メートル前後とそんなに高くはありませんが、迫力があります。




「太陽生命品川ビル」を見上げて撮影しました。、太陽生命、フォンテラジャパン、東京窯業本社、山善東京本社等が入居しています。




品川グランドセントラルタワーの真正面にやってきました。2003年3月に竣工し、丁度10年目になる高層ビルです。同じ港区内にある六本木ヒルズ森タワーと同時期に完成していることになりますね。




シックでとても落ち着いた外観のデザインの超高層ビルだと思います。2020年のJR東海の中央リニア新幹線の品川駅開業時には、品川駅周辺が東京の第二のターミナルに成長していくことになりますが、その中核的存在の建物になりえると思います。




品川グランドセントラルタワーと、その南側に建っている「三菱重工業ビル」です。住宅密集地帯となっている山手側(西側)の高輪口周辺と比べると、海側の港南口界隈は再開発がなされる余地がまだまだ残されていると思います。




品川駅と田町駅の間にある「品川駅・田町車両センター再開発計画」の広大な敷地の再開発工事を始め、品川駅港南地区には下水処理場や都営団地、食肉市場など、広大な敷地を有する施設が何箇所もあるのです。




それらを中央防波堤外側埋め立て地などに移転してしまえば、中央リニア新幹線の東京側のターミナル駅前として再開発工事が可能になります。




羽田空港にもほど近く、外資系企業などの集積がこれから始まっていくのかもしれませんね。




品川グランドセントラルタワー前から振り返って、品川インターシティA棟の高層ビルを撮影しました。




低層棟のすぐそばまで近づいて、見上げて高層ビルを撮影しました。




国鉄車両基地や食肉市場しかなかった品川駅港南口が、このような立派な高層オフィスビル街に生まれ変わったとは、感無量な気持ちになりました。


11月の品川駅:八ツ山橋踏切を通り抜けて、北品川へ PART1

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品川グランドコモンズの三菱重工ビルと品川グランドセントラルタワー、品川駅港南口周辺には再開発工事の事業者の一つでもある三菱グループの存在感が目立ちます。三菱グループといえば、東京駅の丸の内が総本山ですが、近年は品川駅周辺も力を入れています。




三菱重工ビルの南側に建っているのがキャノンSタワーです。品川グランドコモンズ内は、個性的なデザインの高層ビルが多いですが、遠くから見ると一体化されているように見えるので不思議ですね。




三菱重工ビル。三菱重工業の本社機能は、ここ品川と横浜のみなとみらいの2か所に分散されています。




品川グランドコモンズの南側へ近づくと、高層タワーマンションの姿が目立ち始めます。




緩やかなウェイブを描いている壁面が特徴的な品川Vタワーを見上げて撮影しました。




品川セントラルガーデンの緑地帯を抜けて、国道15号線(第一京浜国道)の八ツ山橋方向へ抜けていきます。




東京都営品川第二団地前から北方向を撮影してみました。品川駅港南口周辺は片側2車線以上の大通りや十分な道幅がある歩道がしっかり整備されていて、将来の中央リニア新幹線の開業時には、東京第二の鉄道ターミナルとしてふさわしい街並みになることができるでしょう。




品川グランドコモンズの高層ビル群の南西側にある京浜急行本線の八ツ山橋の踏切へ向かいます。この界隈はJRの在来線や東海道新幹線、京急本線などの線路が密集しているのです。




線路群の後ろ側には「城南五山」と呼ばれている丘陵地帯の一つである「八ツ山(やつやま)」のこんもりした緑地帯が見えました。古来から交通の要衝として有名な八ツ山ですが、落ち着いた雰囲気に包まれていました。




八ツ山の高台の丘陵地帯と、東京湾の海岸に挟まれている狭いこの場所に、江戸時代の旧東海道や国道15号線(第一京浜)、新幹線や在来線などの鉄道線路が密集して通っているのです。




国道15号線(第一京浜)から伸びている八ツ山橋脇にある「品川第一踏切」前にやってきました。日中でも運航頻度が物凄く高い京浜急行本線上にあり、数分に一度の割合で踏切が開閉されています。




通称「八ツ山橋踏切」と呼ばれているこの踏切の北側は急カーブと鉄橋によって、JRの線路群を超えていきます。踏切を通過する電車は低速度で甲高い走行音を周囲に響き渡らせていました。




八ツ山橋踏切を渡った先にあるのが「八ツ山橋」です。江戸時代の旧東海道のルートでしたが、現在の国道15号線(第一京浜)は南側に架橋されている新八ツ山橋を通っています。




八ツ山橋のに志願方向を撮影してみると、武蔵野台地の東端部である御殿山や八ツ山といった広大な丘陵地帯の上に広がる緑地帯や住宅地が小さく見えました。




京浜急行線北品川駅と新八ツ山橋へ向かう前に、一度古い八ツ山橋を見ていきます。



11月の品川駅:八ツ山橋踏切を通り抜けて、北品川へ PART2

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京浜急行本線の品川第一踏切(通称:八ツ山橋踏切)の周囲はちょっとした広場が整備されていて、ここから北品川方向へ向かって「旧東海道」の街道が伸びています。踏切前には旧東海道や八ツ山橋の案内板などがしっかり整備されていて、観光地見たいになっています。




八ツ山橋踏切前から西側(武蔵野台地側)に広がっている「御殿山」と呼ばれている標高20メートル前後の丘陵地帯を撮影しました。眼下に江戸湊を見下ろす高台であり、江戸時代初期から徳川家康が建立したと伝えられる品川御殿があったためそう呼ばれています。




京急本線の北品川駅方向へ散策するつもりでしたが、少し寄り道して八ツ山橋を渡って見たいと思います。




「八ツ山橋(やつやま橋)」は、明治5年(1872年)に新橋・横浜間の官営東海道本線の開通に際して東海道に架橋された橋です。大正13年に現在のタイドアーチ橋に架け直されていて、現在の八ツ山橋は1985年に中路鋼床版桁橋に架替えられています。




現在の東京と横浜を結んでいる幹線道路である国道15号(第一京浜)は南側の「新八ツ山橋」のルートを通っていて、八ツ山橋を通る車の量はほとんどありません。旧東海道方向へ向かう車がたまに通り抜けて行く程度となっています。




八ツ山橋の西岸である「八ツ山橋交差点」前にやってきました。ここで引き返すことにします。




八ツ山橋の北側に架橋されているのが京浜急行本線の鉄橋で、その奥にはJR在来線や新幹線の線路群と、品川グランドコモンズの高層ビル群が広がっています。




八ツ山橋の全景を東岸側から撮影しました。交通量が大変多い国道15号線(第一京浜)と比較すると、この橋の周囲は時間がとまったようにひっそりとしていました。




京急本線の北品川駅へ向かって、南へ歩いていきます。地理的には品川区の「北品川地区」はJR・京急品川駅の南側に位置しているのですが、本来の意味での「品川」の街は北品川駅界隈がそれに該当するのです。




JR・京急品川駅があるのが港区の港南地区であり、品川区ではありません。京急北品川駅周辺に広がる旧東海道の「品川宿」周辺が本来の品川です。




「新八ツ山橋東詰め交差点」前に到着しました。国道15号線(第一京浜)の現在のルートであり、平日の日中であっても交通量が大変多いです。




京浜急行本線の北品川駅前にやってきました。駅前の歩道橋の上から北品川駅舎を見下ろして撮影しました。国道15号線(第一京浜)と、海側を通っている旧東海道の街道に挟まれた場所にあるのが北品川駅で、駅周辺には古い歴史を持つ商店街が広がっています。




歩道橋の上から撮影した品川駅港南口の品川インターシティ・品川グランドコモンズの高層ビル群を撮影しました。




歩道橋の上から国道15号線(第一京浜)を高輪方向を撮影しました。片側3車線の規模を誇る道路橋の「新八ツ山橋」と、その背後には「城南五山・御殿山」の広大な丘陵地帯が広がっているのが見えます。




新八ツ山橋をズームで撮影しました。毎年のお正月に開催される「箱根駅伝」のルートとしてこの新八ツ山橋は有名ですね。大手町から鶴見中継所までの1区は全体的に平坦なコースであると言われていますが、この新八ツ山橋の前後は大きなアップダウンとなっていて、選手たちにとっての難所なのだそうです。


11月の品川駅:第一京浜国道を散策して、品川駅高輪口へ PART1

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京浜急行本線北品川駅と、その周辺に広がる旧東海道「品川宿」の宿場町の繁華街と、その背後に広がっている品川駅港南口の品川インターシティ・品川グランドコモンズの高層ビル群を撮影しました。




2020年に品川〜名古屋間で開業する中央リニア新幹線の東京側の起点駅が設置されることが決まっている品川駅港南口ですが、今後は東京第二のターミナルとして、今後は更に再開発工事が始まっていくことになるでしょう。




国道15号線(第一京浜)越しに、京急本線の北品川駅舎を撮影しました。




交通量が非常に多い第一京浜の「新八ツ山橋」を渡っていきます。JRの新幹線や在来線の線路群の上を通っている新八ツ山橋は、橋の両側部分でアップダウンが存在しています。




前方に城南五山の一つである「御殿山」の広大な丘陵地帯の上に広がっている緑地帯を眺めながら、新八ツ山橋の歩道部分を散策していきます。御殿山の手前の歩道部分のイチョウ並木道は綺麗な紅葉が始まっていました。




「城南五山」と呼ばれている品川駅西側に広がっている標高の高い丘陵地帯の住宅密集地の総称ですが、島津山(しまづやま)、池田山(いけだやま)、花房山(はなぶさやま)、御殿山(ごてんやま)、そして八ツ山(やつやま)の5つの高台となっています。




「島津山」現在の住居表示では品川区東五反田1・3丁目付近の高台に相当し、旧島津公爵邸に因み、同邸宅は現在清泉女子大学となっています。「池田山」は現在の品川区東五反田4・5丁目付近の高台に相当し、備前岡山藩の池田家の下屋敷があったことに因んでいます。




「花房山」は現在の品川区上大崎3丁目付近の高台に相当し、明治と大正期の外交官である花房義質の別邸があったことに因んでいます。「御殿山」は現在の品川区北品川3 - 6丁目付近の高台に相当し、徳川将軍家が鷹狩の折りに休んだ品川御殿があったことに因んでいます。




「新八ツ山橋交差点」前に到着しました。「八ツ山」は戦前の三菱財閥の岩崎家の別邸で、現在は三菱グループの施設となっている開東閣があります。




新八ツ山橋交差点から西側へ伸びている通りを道なりに進むと、城南五山の丘陵地帯の中を通り抜けて、JR五反田駅前に出ることが出来ます。これから第一京浜国道の歩道を北へ向かい、JR品川駅の高輪口へ向かいます。




JRの線路群の上を跨ぐように架橋されている新八ツ山橋の上を散策していると、はるか遠く北側の東京都心部の街並みを見渡すことが出来る感覚に囚われます。それだけこの橋の高さはすごく高いのです。




新八ツ山橋交差点から撮影した品川グランドコモンズの高層ビル群です。一番手前側に建っている高層ビルは、2004年2月に竣工した「京王品川ビル」です。




国道15号線(第一京浜)の歩道を散策して、JR品川駅の高輪口へ向かいます。




進行方向右側には京急本線とJR在来線や新幹線の線路群が、そして壁のように林立している品川グランドコモンズの高層ビル群が南北方向へ向かってせめぎ合うように並んでいます。




前回の記事で渡って引き返した古い八ツ山橋の脇を通り過ぎていきます。




品川グランドセントラルタワーの高層ビルが見えてきました。




こうしてみると、品川グランドコモンズの高層ビル群は一列にまっすぐ並んでいるのではなく、少しだけ前後にずれながら配置されていることが判ります。


11月の品川駅:第一京浜国道を散策して、品川駅高輪口へ PART2

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交通量が大変多い国道15号線(第一京浜)の歩道をしばらく歩いていると、前方に京急とJRの品川駅が見えてきました。品川駅が近づくにつれて、人通りも少しずつ増えてきました。




京急本線とJRの線路群の後ろ側にそびえ立っている品川グランドコモンズの高層ビル群を眺めながら散策を続けていきます。




第一京浜の歩道に植えられているイチョウの並木道は、まだ紅葉には程遠かったです。




高層ビル群の中核的存在である品川グランドセントラルタワーの真正面にやってきました。高輪口側の山の手の閑静な住宅密集地区と、港南口側の高層オフィスビル街と、二面的な顔を持っている品川駅周辺です。




品川駅の高輪口が見えてきましたが、駅周辺には駅ビルと言えるだけの施設などは存在せず、駅のすぐ西側〜住宅地が広がっている雰囲気なのが特徴です。




品川駅周辺は、鉄道路線同士の乗り換えターミナル駅としての性格が元々強かったので、駅の外へ出る人の流れ自体があまり存在しなかった経緯があり、近年は変わってきていますが、現在のその傾向が強いのです。




第一京浜の大通り前に設置されている、京浜急行本線の品川駅ホームが見えてきました。平日の日中の時間帯でも、数分間隔で列車が入線してきたり、発車していきます。




品川駅高輪口前に到着しました。高輪口周辺もそれなりにオフィス街も形成されており、多くのビジネスマンの人たちが行きかっていました。




品川駅高輪口前から西方向の丘陵地帯へまっすぐ伸びている「柘榴坂(ざくろざか)」を撮影しました。坂に沿って住宅街やグランドプリンスホテル高輪の広大な敷地が広がっています。




柘榴坂の坂下に掛かっている歩道橋から撮影した品川駅の高輪口の全景です。駅前を国道15号線(第一京浜)が通っていて、車や人の通行量が大変多い場所です。




JR東日本の一日平均乗車人員は約33万人(2012年)と、同社の駅の中では第6位を誇る品川駅ですが、大規模な駅ビルや駅前繁華街などは存在せず、やはり乗り換え駅としての性格が未だに強いです。




高輪口側の駅前ロータリーですが、1日平均約33万人が利用するターミナル駅のものとはとても思えないほど小さなものでした。路線バス乗り場も第一京浜の大通りを挟んだ高輪側に整備されています。




商業施設が少ない品川駅周辺ですが、逆に駅構内には「エキュート品川」を始めとする大規模な商業施設が整備されているのです。




品川駅舎の背後に広がっている港南口側の品川グランドコモンズの高層ビル群を撮影しました。壁のように迫ってくる高層ビル群が見ていて壮観です。




JRの品川駅舎に隣接して、京急本線の品川駅も駅ビルと共に設置されています。




歩道橋上から国道15号線(第一京浜)の大通りを都心方向を撮影しました。




これで11月の品川駅周辺の散策は終わりです。


紅葉の不忍池:池の端から散策道を歩いて弁天堂へ PART1

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11月下旬の平日、東京地下鉄千代田線の湯島駅にやってきました。湯島駅前から北へ向かってしばらく歩くと、上野公園の不忍池の広大な緑地帯が見えてきました。




不忍池の南側に広がっている「蓮池」内の蓮は11月の季節になると枯れかけていました。これが真冬の時期になると、全て水の中に落ちて水面が綺麗に見渡せるようになります。




不忍池の中央にある中州の中に建っている弁天堂の建物をズームで撮影しました。弁天堂周辺の桜並木道も、ちょうど紅葉が進んでいました。




枯れ落ちつつある蓮の奥に広がっている本郷地区のタワーマンション群を撮影しました。




11月前後から枯れ始める蓮の葉ですが、年末近くになると全ての蓮の葉が枯れ落ち、水面には茎だけが残る風景が広がるようになります。




作から下を見下ろしてみると、半分近くの蓮の葉が枯れ落ちた後になっていました。あと数週間ほどで、残っている蓮の葉も全て枯れ落ちていくでしょう。




全ての蓮の葉が枯れ落ちて、水面が綺麗に見渡せる真冬の時期になると、ゆりかもめやカモなどの野鳥たちが不忍池周辺に飛来してくるのですが、11月の段階ではまだその姿を眺めることはありませんでした。




蓮池の周囲には道幅の広い歩道がしっかりと整備されていて、大勢の人が行きかっても安全な造りになっています。




不忍池の水面を見下ろすように建っている「パークタワー上野池之端」を始めとするタワーマンション群をズームで撮影しました。ここ5年程で、不忍池周辺は高層化が進んできています。




不忍池西岸の池の端に建っている中華料理レストラン「東天紅」の本店ビルをズームで撮影しました。日本全国に24店舗を展開しているレストランチェーンです。




蓮池の背後に一列に並んでいる紅葉の桜並木道は、池の端から中州の弁天島へ伸びている桜並木道です。




弁天堂の後ろ側に広がっている鬱蒼とした緑地帯は、上野動物園や国立博物館などが林立している「竹の台」と呼ばれている高台です。




不忍池の西岸の「池の端地区」と呼ばれている建物群を撮影してみました。湖畔の低地から西側へ向かって「本郷台」と呼ばれている丘陵地帯が広がっています。




本郷台地の高台の上に建っている「東京大学医学部附属病院・新入院棟」の真新しい高層ビルをズームで撮影しました。




上野公園野外ステージの北側を回り込んでいきます。




不忍池の東側に広がっている竹の台の広大な緑地帯も、ほんのりと紅葉が始まっていました。




弁天堂をズームで撮影しました。その後ろ側には精養軒本店の白い建物が写っています。


紅葉の不忍池:池の端から散策道を歩いて弁天堂へ PART2

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上野公園野外ステージ前から撮影した不忍池の蓮池の全景です。蓮池の周囲に整備されている散策道を歩いて、中洲の中にある弁天堂前へ向かいます。平日の午前中の時間帯の散策だったのですが、ゆったりとした時間が流れていました。




池の端地区の湖畔に林立しているタワーマンション群を眺めていると、まるでリゾート地の風景そのものに見えてきました。ここ約10年程で、不忍池周辺の景観が激変して来ています。




不忍池の北側に広がっている「竹の台」と呼ばれている丘陵地帯の上には上野動物園や国立博物館、東京都美術館などの施設が集まっています。




不忍池は上野恩賜公園の南端に位置し周囲は約2キロ、全体で約11万平方メートルの規模です。北で上野動物園西園、東で京成上野駅、南と西で不忍通りに接しています。不忍池の水面は3つに区切られていて、蓮池、ボート池、水上動物園と分かれています。




蓮池の南端部の畔に建っている「蓮見茶屋」の建物が見えてきました。土日祝日になるとこの蓮見茶屋周辺は多くの人々で賑わい、出店などもあるのですが、この日は閑散としていました。




江戸時代には、不忍池の湖畔は多くの茶屋が並び、江戸庶民の憩いの場として、人気があり大変賑わっていました。そんな江戸時代の茶屋を再現し、現代の人達の憩いの場にしようと、上野観光連盟や上野商店街連合会が主体となり、台東区と東京都の後援の元、作られたのがこの「蓮見茶屋」です。




蓮見茶屋周辺の護岸には工事用のフェンスが建ち並び、何か工事が行われていました。




工事概要の看板にはなんと「浮桟橋(蓮観察デッキ)を作っています」と説明が書いてありました。来年2014年の2月に完成する予定になっていますね。




閑散としている蓮見茶屋の建物の脇を通り抜けていきます。




蓮見茶屋の敷地の東側(上野駅側)では、護岸のコンクリートを解体し、パワーショベルで地面を掘り起こす工事をしていました。浮桟橋の基礎を水底に打ち込む工事が始まるのかもしれませんね。




工事現場脇から撮影した蓮池の全景です。浮桟橋が建設される場所の周辺の蓮が全て水面から撤去されていました。




この位置から弁天堂をズームで撮影すると、建物を真横から見た構図になります。




蓮池の東岸側の散策道を歩いていきます。「不忍池」の名前は、かつて上野台地と本郷台地の間の地名が忍ヶ丘(しのぶがおか)と呼ばれていたことに由来するとのことです。




蓮池の水面に綺麗に写っていた雲一つない快晴の青空と、池の端地区の高層タワーマンション群を撮影しました。




JR上野駅や、地下鉄上野広小路駅にほど近い「下町風俗資料館前」から撮影した蓮池の全景です。縄文時代ごろ、この辺り一帯は東京湾の入り江でした。その後海岸線の後退とともに取り残されて、紀元数世紀ごろに池になったと考えられています。




1625年に江戸幕府は西の比叡山延暦寺に対応させ、この地に寛永寺を建立しました。開祖である慈眼大師・天海は、不忍池を琵琶湖に見立て、竹生島になぞらえ弁天島(中之島)を築かせ、そこに弁天堂を作ったのです。




蓮池の東岸側の歩道から撮影した池の端地区の湖畔の建物群です。



中華レストランの東天紅本店の建物と、本郷台の高台に建っている東京大学医学部附属病院の新入院棟の高層ビルが綺麗に撮影することが出来ました。


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