スカイデッキより東南東方向(JR田町駅方向)。完全な逆光状態となってしまっていますが、頑張って撮影していきます。市街地によって覆い尽くされていて全く判りませんが、この界隈には武蔵野台地の東端部である「三田丘陵」と呼ばれる丘陵地帯の上に市街地が発達しているのです。
レインボーブリッジの向こう側に広がっている「臨海副都心」の埋立地と高層ビル群をズームで撮影してみました。少し諦めかけていたのですが、中央防波堤外側埋立地と若洲を結んでいる「東京ゲートブリッジ」の巨大な橋梁のシルエットをくっきりと撮影することが出来ました。
スカイデッキより東方向(JR浜松町駅方向)。真正面、芝公園や増上寺の広大な緑地帯の一角に建っている東京タワーを中心に、高層ビル群のスカイラインが幾重にも広がっているのが見えます。
JR東海道本線や東海道新幹線等の線路群、国道15号線などの幹線道路沿いが古くからオフィス街として発展して来ていて、現在は再開発による高層化が進みつつあります。
増上寺や芝公園の緑地帯と、東京港に挟まれているJR浜松町駅周辺は旧東海道沿線でもあり、高層ビルを中心としたオフィス街となっています。東京港の海面を挟んだ更に奥には、豊洲地区のタワーマンション群が小さく見えます。
東京タワーをズームで撮影してみました。高さ250メートルの第二展望台とこのスカイデッキを比較してみると、海抜レベルではスカイデッキの方が高い位置にあります。
ウッドデッキの上を散策していきます。高さ238メートルの屋上展望台の上は思った以上に静かで、高層ビル周辺の車の走行音などの喧騒はまったくと言っていいほど聞こえてきませんでした。
東京スカイデッキの屋上展望台の全景を撮影しました。この時の利用者は私一人だけで、ほぼ貸し切り状態で東京の風景を楽しんでいました。
北東方向(JR新橋駅方向)を眺めていきます。どこまでも続いている市街地の街並みによって、はるか彼方にある地平線すら霞ませてしまうほどの大都市である東京の真髄に迫っていきます。
手すりの外側に広がっている東京の風景を楽しむのも第一ですが、滅多に見られるものではない超高層ビルの屋上部分の見学もしていきます。
屋上ヘリポートの基盤を取り巻くように環状に設置されている線路を撮影しました(線路と言うよりは、軌道に近い)。高層ビルの街壁面やガラス窓を掃除するためのゴンドラを吊り下げるクレーン装置を移動するためにあります。
クレーン装置専用の軌道や周辺機器などが手前側に設置されているため、360度展望と言うわけにはいかないようですね。
ズームをしてみると、ミッドタウンタワーの頭頂部だけを撮影するのが限界でした。その右下には赤坂サカスのTBS放送センターの高層ビルもわずかに写っていました。
赤坂地区や溜池山王地区の高層ビル群の背後に広がっている皇居の緑地帯周辺を撮影しました。永田町地区の衆参議員会館や最高裁判所などの建物群も小さく写っているのが見えます。
国会議事堂もこの位置から見えると思っていたのですが、溜池山王駅前に建っている山王パークタワーと、赤坂地区にそびえ立っているタワーマンションの構造体に隠れてしまっていました。