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大手町フィナンシャルシティグランキューブの進捗状況 2015年6月4日

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大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業A棟 工事進捗率30% 2015年6月4日
2012年10月に竣工した大手町フィナンシャルシティの敷地の西側に広がっている街区の再開発工事です。かつてこの場所に建っていた公庫ビル、新公庫ビルと旧日本政策投資銀行本社ビルは現在は取り壊されていて、既に新しい高層オフィスビル2棟の建設工事が始まっています。2013年10月28日に東京都は、三菱地所が千代田区で高層ビル2棟を建設する「大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業」の施行を認可しました。三菱地所は2014年3月に権利変換計画認可を取得した上で、同年4月の着工、16年4月の竣工を目指します。

A棟の正式名称は「大手町フィナンシャルシティグランキューブ」となっています。

大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業について
2003年1月に都市再生本部において決定された「都市再生プロジェクト(第5次決定)に基づくもので、大手町地区の再生を目的として取り組みが始まりました。旧大手町合同庁舎1・2号館跡地を種地として活用し、独立行政法人都市再生機構の施行による区画整理事業の換地の手法を用い、場所を変えながら複数階にわたり段階的かつ連続的な建て替えを推進し、にぎわいのある国際的なビジネス拠点としての大手町地区の再生を目指すものです。

プロジェクトの概要
新設する高層ビル2棟のうち、事務所棟はSRC・S一部CFT造地下4階地上31階建て(最高高さ約168メートル)となります。宿泊施設棟はSRC・RC一部S造地下3階地上18階建て(最高高さ約88メートル)で、免震構造を採用します。2棟の総延べ床面積は20万5354平方メートルの規模となります。設計・監理は三菱地所設計・NTTファシリティーズJV、施工は戸田建設が担当します。宿泊施設棟は「高級旅館」をコンセプトとし、敷地内で掘削して温泉を引き込みます。総事業費は1139億円となっています。

1.国際競争力の強化に資するビジネス支援施設の整備
海が行き量の進出を支援する「(仮称)海外企業等支援センター」や、国際水準の宿泊施設を整備します。宿泊施設は、世界に向け日本文化の魅力を発信する星野リゾートの最高級ブランド「星のや」が、同社初の都市型施設として進出します。

2.高度防災都市づくりへの取り組み
上記宿泊施設を免震構造とし、災害時の災害活動要員等の滞在スペースとしての役割も持たせるほか、電力と水(上下水道)の自立型システムの構築、温泉掘削、帰宅困難者等の受け入れ機能の強化を行います。

3.良好な都市基盤・都市環境の構築
丸の内仲通り機能の延伸や、約700台収容の駐輪場の整備等を行います。

宿泊施設棟には、軽井沢の高級旅館「星のや東京」が進出予定
2013年の3月末、京都、軽井沢、沖縄に日本旅館を展開している「星のや(本社は軽井沢)」が、この再開発施設内の宿泊施設棟内に出店する報道発表がありました。地上18階地下3階建て、高さ約90メートルの高層ビル内には84の純和風客室や日本食レストランなどを備え、天然温泉の浴場も設けられます。



神田鎌倉橋方面からの外観イメージパースです。




B棟(宿泊施設棟)の外観イメージパースです。

計画概要
所在地 東京都千代田区大手町1-5-5(地番)
主要用途 事務所・宿泊施設・店舗・駐車場・地域冷暖房施設等
敷地面積 約11200㎡
延床面積 約205000㎡
階数 
A棟(事務所棟):地下4階、地上31階、最高高さ 約170m
B棟(宿泊施設棟):地下3階、地上18階、最高高さ 約90m
新築工期 2014年度~2016年度(予定)
事業手法 土地区画整理事業、市街地再開発事業

プレスリリース:三菱地所発表の報道資料 2013年3月15日
丸の内再構築「第2ステージ」第6段プロジェクト 「大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業」始動
プレスリリース:三菱地所発表の報道資料 2014年4月2日
丸の内再構築「第2ステージ」第6段プロジェクト 「大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業」着工





南西側から、「大手町パルビル」前から撮影した「大手町フィナンシャルシティグランキューブ」の鉄骨群の全景です。高さ約100メートルほどまで鉄骨群が積み上がってきました。




鉄骨群の頭頂部を見上げて撮影しました。地上19階フロアくらいまで鉄骨群が積み上がっていて、あと80メートルくらいは高くなりそうですね。




高層オフィスビルの中層階部分は、真新しいカーテンウォールの壁面で覆われています。各ガラス窓には真っ白な紙が張られているのか、内部を見通すことはできませんでした。




「三井生命ビル」前から撮影した「大手町フィナンシャルシティグランキューブ」の高層オフィスビルの低層階部分の全景です。1階フロア部分は、鉄骨がむき出しの状態となっています。




西側正面から、高層オフィスビルの鉄骨群を見上げて撮影しました。そばで見ていても、1フロアあたりの床面積が非常に広い高層オフィスビルであると実感できます。




今まで低層のオフィスビルばかりが多かった、大手町地区のオフィスビル街のイメージが大きく変わりそうですね。




北西側から、「経団連ビル」前から低層階部分の全景を撮影しました。大手町フィナンシャルシティグランキューブの敷地西側には日比谷通りが通っています。




同じ場所から頭頂部を見上げて撮影しました。東側に隣接して建っている「大手町フィナンシャルシティ・ノースタワー」よりも鉄骨群が高くなってきましたね。




最上階部分をズームで撮影してみると、3基の工事用タワークレーンが展開していますね。




カーテンウォールの壁面に覆われている中層階部分を撮影しました。




日本橋川に架橋されている「神田橋」の北側、日比谷通りの「神田橋交差点」から振り返って、大手町フィナンシャルシティグランキューブの高層オフィスビルの全景を撮影しました。




神田橋交差点前から高層オフィスビルの低層階部分を撮影しました。手前側には、首都高速都心環状線の道路高架橋が通っていて、その真下に日本橋川が流れています。




神田橋交差点の横断歩道を渡って、日比谷通りの東側歩道を歩いて、再び再開発工事現場前へ向かいます。都心環状線の「神田橋入口」前から高層オフィスビルを見上げて撮影しました。




再び日本橋川に架橋されている神田橋を渡ると、前方に再開発工事現場が見えてきます。




大手町フィナンシャルシティグランキューブの再開発工事現場の敷地北側、日本橋川の南岸に整備されている「大手町川端緑道」の散策道を歩いて行きます。




「大手町川端緑道」の散策道内の一角では、地面が掘り起こされた跡があったりしました。




北側から撮影した大手町フィナンシャルシティグランキューブの高層オフィスビルです。




北東側から高層オフィスビルの鉄骨群を見上げて撮影しました。午後4時半過ぎの時間帯だったので、淡い西日の光が周辺一帯に照りつけていました。




南東側から鉄骨群を見上げて撮影しました。




再開発工事現場の地図です。

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