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大手町二丁目地区再開発事業:計画段階中 2014年6月

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大手町二丁目地区再開発事業:計画段階中 2014年6月
大手町のオフィスビル街の北端部に位置している東京国際郵便局や日本郵政公社東京支社、東京遁信博物館(ていぱーく)などが入っている遁信ビルの建て替え工事です。2014年6月現在、これらのビルやその跡地の駐車場は一切動きが何もありません。まだ「計画段階」なのですね。3つのオフィスビル跡地には、高さ179メートルと170メートルの2棟の高層オフィスビルが建設され、国内最高水準の通信環境を整備して「国際的なビジネスセンター」としての機能を強化することになります。

延べ床面積は34万6000平方メートルで、2015年6月の着工、2018年5月の完成を予定しています。



再開発事業の概要
事業名称:大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業(個人施工)
所在:東京都千代田区大手町二丁目地内
用途:事務所、店舗、カンファレンス、地域冷暖房施設、駐車場等
敷地面積:約20000?
延床面積 A棟:約199000? B棟:約150000?
建物構造:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、コンクリート充填鋼管柱構造
建物規模 A棟:地上35階地下3階 B棟:地上33階地下3階
建物高さ A棟:約179m B棟:約170メートル
施行者:大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業個人施行者
           都市再生機構(代表施行者)、NTT都市開発(共同施行者)

再開発事業のスケジュール
2014年3月 権利変換計画認可(予定)
2015年6月 工事着手(予定)
2018年5月 建物竣工(予定)
2019年3月 事業完了(予定)

大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 事業認可のお知らせ 独立行政法人都市再生機構
大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業における資産取得のお知らせ NTT都市開発株式会社
大手町二丁目再開発の3フロア1万1000平方メートルを売却へ、UR ケンプラッツ




2013年12月の真冬の時期に撮影した「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業」の再開発工事が行われる場所にやってきました。この日は休日だったので、大手町のオフィスビル街は人通りもなく閑散としていました。




再開発の対象となる3つのオフィスビルの内、東京国際郵便局と遁信ビルはまだ残されていますが、日本郵政公社東京支社ビルは解体されている状態です。




「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業」の再開発工事現場の南側にはNTTデータ大手町ビルやアーバンネット大手町ビルなどの古いオフィスビルが林立していますが、これらはまだ取り壊される予定はありません。




「東京国際郵便局ビル」の全景を撮影しました。現在の国際郵便交換局の機能そのものは、2005年にその機能を江東区に完成した新庁舎に移しています。




現在の東京国際郵便局ビルは人の気配が全くなく、取り壊されるのを待っている状態です。




逓信博物館「ていぱーく」が入居していた「逓信ビル」を撮影しました。こちらも取り壊し工事が始まるのを待っている状態です。




ていぱーくは2013年8月末をもって閉館しています。このうち、通信文化協会が運営する部分については2014年3月に東京スカイツリータウンに移転の上、「郵政博物館」の名称で再開館しました。




再開発工事現場の地図です。

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