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大手町二丁目地区再開発事業の進捗状況 2014年11月18日

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大手町二丁目地区再開発事業:取り壊し率10% 2014年11月18日
大手町のオフィスビル街の北端部に位置している東京国際郵便局や日本郵政公社東京支社、東京遁信博物館(ていぱーく)などが入っている遁信ビルの建て替え工事です。2014年の夏季頃から、解体工事のための工事用フェンスの設置工事が始まっています。3つのオフィスビル跡地には、高さ179メートルと170メートルの2棟の高層オフィスビルが建設され、国内最高水準の通信環境を整備して「国際的なビジネスセンター」としての機能を強化することになります。

延べ床面積は34万6000平方メートルで、2015年6月の着工、2018年5月の完成を予定しています。



再開発事業の概要
事業名称:大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業(個人施工)
所在:東京都千代田区大手町二丁目地内
用途:事務所、店舗、カンファレンス、地域冷暖房施設、駐車場等
敷地面積:約20000㎡
延床面積 A棟:約199000㎡ B棟:約150000㎡
建物構造:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、コンクリート充填鋼管柱構造
建物規模 A棟:地上35階地下3階 B棟:地上33階地下3階
建物高さ A棟:約179m B棟:約170メートル
施行者:大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業個人施行者
           都市再生機構(代表施行者)、NTT都市開発(共同施行者)

再開発事業のスケジュール
2014年3月 権利変換計画認可(予定)
2015年6月 工事着手(予定)
2018年5月 建物竣工(予定)
2019年3月 事業完了(予定)

大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 事業認可のお知らせ 独立行政法人都市再生機構
大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業における資産取得のお知らせ NTT都市開発株式会社
大手町二丁目再開発の3フロア1万1000平方メートルを売却へ、UR ケンプラッツ

大手町フィナンシャルシティA棟の敷地前から撮影した「東京逓信博物館(ていぱーく)」などが入っていた「逓信ビル」の現在です。御覧のように、建物全体が工事用フェンスで覆われていました。




再開発敷地の北側を通っている「大手町川端緑道」の散策道を東京駅方向(西方向)へ向かってしばらく歩くと、取り壊し中のオフィスビル群が見えてきました。




「東京国際郵便局ビル」の脇には、真新しい工事用プレハブ小屋が設置されていました。




建物のほぼ全てが工事用フェンスに覆われてしまった「東京国際郵便局ビル」を見上げて撮影しました。ちなみに現在の「東京国際郵便局」は、江東区の新砂地区に移転しています。




東京国際郵便局ビルの南側に建っていた「日本郵政公社東京支社ビル」は既に解体されていて、現在は更地となっています。…一体、どんな外観の建物だったか、すっかり忘れてしまいました。




大手町のオフィスビル街の北外れに位置しているこの界隈ですが、人通りは全くと言っていいほど無く、無人状態となっています。日本一の高層オフィスビル街の一角である大手町地区に、このような場所があったとは…。




前述の通り、建物全体が工事用フェンスに覆われていると思われた「逓信ビル」ですが、西側壁面はまだ露出していました。




晩秋の時期の淡い太陽の光が射している中で、解体工事のための音だけが周囲に響き渡っていました。




再開発工事現場の地図です。

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