
ホテル西洋銀座(銀座テアトルビル)の取り壊し工事:取り壊し率1% 2015年2月1日
銀座の繁華街の再北端部、銀座通り口前に建っていた「銀座テアトルビル」の取り壊し工事の進捗状況です。バブルの真っただ中である1987年3月に開業した最高級ホテル「ホテルテアトル銀座」を筆頭として、映画館「銀座テアトル西友」(後の銀座テアトルシネマ)と銀座セゾン劇場(後のル テアトル銀座 by PARCO)を併設した高層複合ビルだったのですが、運営会社の変遷や経営悪化などを受けて、2013年5月31日をもって閉館されることとなりました。2014年8月25日から建物の解体工事が始まっています。

銀座の繁華街と、京橋のオフィスビル街の境界である「銀座通り口交差点」前から撮影した「銀座テアトルビル」の取り壊し工事現場の全景です。建物全体が工事用のパネルで覆われている状態となっていました。

銀座テアトルビルは前述の通り、1987年3月に開館した高層複合ビルで、地上12階・地下2階建て、高さ約57メートルの規模です。

取り壊し中の建物の敷地南側を通っている道路を撮影しました。建物全体が工事用パネルやフェンスで覆われています。

京橋三丁目地区内の「東京スクエアガーデン」の敷地前から振り返って、解体工事中の銀座テアトルビルの全景を撮影しました。
手前側には首都高速道路の高架橋が通っています。

建物の屋上部分には、取り壊し工事のための巨大なタワークレーンが2基設置されていました。

取り壊された後はどうなるのかの計画はまだ上がってきてはいません。東京駅の八重洲口や京橋のオフィスビル街に程近い一等地なので、どんなプランが出来るのかこれから楽しみですね。

銀座テアトルビル(跡地)の地図です。