
(仮称)Nプロジェクト「DICビル建て替え計画」:工事進捗率95% 2015年3月26日
日本橋高島屋の南側、約100メートルほど離れた場所に建っていたオフィスビル「DIC(ディーアイシー)ビル」の建て替え計画です。1981年(昭和56年)に竣工後、約45年が経過して老朽化の進展が課題になってきたことから建て替え工事が現在行われています。既に古い建物は取り壊され、現在は更地になっている状態です。DICの本社機能は現在、JR御茶ノ水駅南側に建っているワテラスタワー内に仮移転しています。
再開発計画の概要
新しく建て替えられるビルの規模は延べ約3万平方メートルをを想定しています。地上12階・搭屋2階、地下4階、高さ68メートルの高層オフィスビルとなります。既存地下躯体を構造補強の上で再利用し、屋上に太陽光パネルを設置するほか、地上部に免震構造を備えるなど防災、環境対策に配慮し、都心にふさわしいオフィスビルとして整備します。2013年4月に大林組の施工で解体工事に着手し、2013年10月に新築着工、2015年4月の完成を目指します。設計と新築施工も大林組が担当します。
DIC株式会社とは?
世間一般的にはあまり知名度が無い企業ですが、「印刷インキ」で世界トップクラスのシェアを誇る化学メーカーである「DIC株式会社」。創業は1908年(明治41年)のことであり、太平洋戦争直前の1937年に「大日本インキ製造株式会社」が設立されます。2008年の4月に、商号を大日本インキ化学工業株式会社からDIC株式会社に変更されています。
大林組で設計施工/約3万㎡に建替え/日誠不動産、日本橋のディックビル
http://www.kensetsunews.com/?p=7324

中央通り(国道15号線)と八重洲通りが交差している「日本橋三丁目交差点」前から撮影した「DIC(ディーアイシー)ビル」の全景です。

南西側から低層階部分を撮影しました。低層階部分に最後まで設置されていた工事用フェンスや工事用シートは全て撤去されていました。

同じ場所から上層階部分を見上げて撮影しました。

北西側から撮影した高層オフィスビルの全景です。地上12階・搭屋2階、地下4階、高さ68メートルの規模となっています。

特徴的な外観である低層階部分を撮影しました。既に内装工事も進んでいて、室内の電灯も稼働しているみたいですね。

DICビルの建て替え工事と並行して、敷地沿いの歩道部分も実質的に拡幅されています。現在は建物周りの工事が行われているみたいです。

中央通り(国道15号線)に面した正面玄関の全景を撮影しました。

正面から見上げて撮影しました。

北西側から見上げて撮影しました。

今流行りの、カーテンウォールとパネル壁を組み合わせた外壁となっています。

敷地北側を通っている道路を撮影しました。工事用フェンスの撤去が行われています。

4階~5階部分がオーバーハング形状になっています。近づいてみましょう。

再開発工事現場の敷地前にやってきました。工事用フェンスを撤去する作業が続けられています。

南西側から見上げて撮影しました。

DICビルの敷地南側を通っている道路を撮影しました。周辺は、日本橋地区のオフィスビル街が広がっています。

南側の壁面部分をズームで撮影しました。

内装工事なども進められているみたいです。

北側の壁面部分を撮影しました。

高島屋東京店本館の建物の東側、昭和通りに架橋されている歩道橋からDICビルを撮影しました。

ズームで撮影しました。

再開発工事現場の地図です。