
南北方向に細長い敷地となっている「有明西埠頭公園」の散策道を南側へ向かって歩くと、緑地帯の南端部が見えてきました。この先には有明西埠頭の岸壁が続いています。

有明西埠頭の「耐震強化岸壁」の全景を見渡して撮影しました。首都直下型地震発生時などには、貨物船などが発着する輸送基地として機能することになります。

有明西埠頭公園の緑地帯と東京湾の間に整備されている遊歩道を南側から撮影しました。

南側から撮影した「有明西埠頭公園」の緑地帯の全景です。おそらく東京ビックサイトの建設時に整備されたのだと思われますが、樹木が伸び放題になって荒れていました。

ここからゆりかもめ車両基地の脇を迂回して鉄鋼埠頭前を介して東京ビックサイトの敷地内へ入ってみようかと考えていたのですが、ここから先一帯は何か工事が行われていてこれ以上先に進むことは不可能です。

というわけで、Uターンです。有明西埠頭公園脇の遊歩道を北へ向かい、国際展示場正門駅方向へ戻ることにします。

すぐそばには東京ビックサイトの「西展示棟」の建物群がひろがっているのですが、手前には工事用フェンスに仕切られていて近づくこともかないません。

北風が吹いていてすごく寒い日だったこともあり、緑地帯内はおろか東京ビックサイトの周辺も私のような散策人は全くいませんでした。

この辺りの海抜は1.5メートルでした。1.5メートルはまだましな方で、東京地下鉄東西線の南砂町駅前などはマイナス2メートルくらいの場所もあります。

散策道から対岸に広がっている「10号第二埋立地」を撮影しました。様々な企業の物流拠点となる倉庫群などが集まっています。

一般的に江東区の「有明地区」と呼ばれている10号埋立地が誕生したのは大正時代の関東大震災以後のことです。その後住居表示が実施されたのは戦後の1968年(昭和43年)のことです。

有明埠頭公園の緑地帯北側前に戻ってきました。道路脇にある階段を上がって東京ビックサイトの敷地内に戻ります。

東京ビックサイト内の人工地盤に整備された広大な広場前に戻ってきました。相変わらず展示場内や周辺は人通りはほとんどありませんでした。

会議棟の真下を通り抜けて西展示棟方向へ向かいます。

この日の東京ビックサイトでは飲食業界の商談展示会「フードテーブルインジャパン2016」というイベントの準備作業が行われていました。開催日の前日であり、関係者の人の姿しか見受けられませんでした。

会議棟の真下には、施設内の案内マップが設置されていました。
