
東京ガス スマートエネルギーセンター:工事進捗率100% 2016年6月2日
2000年代前半の時期までは、東京港の豊洲ふ頭に隣接して広がっていた「東京鉄鋼埠頭」の倉庫群跡地に建設中の東京ガスの「スマートエネルギーセンター」です。地上5階・地下1階建て、高さ約42メートルの冷暖房施設棟が建設されることになります。
東京ガス主導の豊洲地区一帯の再開発計画「TOYOSU22」
現在の豊洲六丁目地区の埋立地には広大な空き地が広がっていますが、東京ガスによって約20ヘクタールの広大な敷地を一体的に再開発する「TOYOSU22」計画が推し進められていて、今回ののスマートエネルギーセンターもその一つとなっています。
(仮称)豊洲地区4-1A街区地域冷暖房棟施設
建築敷地の地名地番 東京都江東区豊洲6丁目
主要用途 その他(地域冷暖房施設)
工事種別 新築
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、鉄骨造
基礎 杭基礎
階数 地上5階・地下1階
高さ 42.16メートル
延床面積 12761.41㎡
建築面積 2968.01㎡
敷地面積 7400.03㎡
着工 2013年3月15日
完成 2015年1月31日

スマートエネルギーセンターの外観イメージ図です。
プレスリリース:東京ガス用地株式会社の公式ページ
TOYOSU22 専用ページ
プレスリリース:東京ガスの企業情報内のページ 2016年5月24日
豊洲埠頭地区に「東京ガス豊洲スマートエネルギーセンター」を竣工

「晴海大橋」の道路橋梁上から、豊洲六丁目地区内の埋立地一帯を見渡して撮影しました。埋立地内の一角には東京ガスの「スマートエネルギーセンター」のエネルギープラントが建っています。

晴海大橋南詰の北側と南側の広大な空き地内は、東京ガスが主導して行われる再開発計画「TOYOSU22」の予定地となっています。晴海運河沿いの護岸の整備工事が行われていました。

護岸工事現場を見渡して撮影してみましたが、ここは将来的には私のような一般人も散策することができるのでしょうか。

晴海大橋南詰交差点から、東西方向に通っている「東京都道484号豊洲有明線」の歩道を散策していきます。前方にスマートエネルギーセンターのプラントが見えてきました。

南東側から撮影した「スマートエネルギーセンター」のプラントの全景です。東京ガスのホームページを読んでみると、2016年5月24日に竣工したとの記事がありました。

エネルギープラントの敷地そば(南東側)前にやってくると、遊歩道や緑地帯が整備されていました。完成したばかりの緑地帯らしく、さっそく散策してみましょう。

遊歩道の入り口には「敷地案内図」が設置されていたので、散策前に全て頭の中に叩きこんでおきます。

エネルギープラント敷地の東側(晴海大橋側)の遊歩道を散策していきます。この遊歩道は「緑の小径」という名前であり、遊歩道のすぐ外側は荒れ地が広がっています。

敷地北側前にやってきました。敷地北側を通る道路からエネルギープラントを撮影してみましたが、人の気配が全くありません。管理するための事務所などもプラント内に整備されていないのでしょうか。

敷地の北西側の「桜のフォリー」「桜の広場」前にやってきました。10年後には、立派な桜並木や広場となっているかもしれませんね。現在は若木状態で、新緑を楽しめます。

敷地西側(豊洲大橋側)の「エントランス」前にやってきました。

ゆりかもめの「市場前駅舎」に上がってきました。ここからエネルギープラントの全景を撮影することができます。

すぐそばでは豊洲市場の工事が佳境を迎えているので、このエネルギープラントは正直言って影が薄くて目立ちません。しかし、周辺地域(豊洲市場3街区を含む)への冷暖房供給のための機能を持っているので、大変重要な存在ですね。

東京ガスの「スマートエネルギーセンター」の地図です。