Quantcast
Channel: 緑の、東京ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 6307

初冬の浜離宮庭園:新樋ノ口山を通り抜けて、汐入池へ

$
0
0


標高7メートル程の新樋ノ口山から東京湾口を撮影してみると、広大な東京港の水面とレインボーブリッジの橋梁が見えました。逆光の撮影だったので、レインボーブリッジはシルエット状に写ってしまいました。




山の上にはベンチが設置されていて、しばらく座って休憩していました。




新樋ノ口山を下って「汐入の池」へと伸びている散策道へ向かいます。小山の周辺には立派な黒松の木々が何本も植えられていました。




これから向かう汐入の池と、築地川や隅田川とつながっている水門です。「汐入」の池という名前の通り、海水を流入させたり排出したりすることによって、池の水量を調節しています。




汐入の池の湖畔に沿って整備されている散策道を歩いていきます。東京湾の水面と、汐入の池の間の「地峡」のような地形になっていて、意外と起伏に富んでいる場所なのです。




「樋の口山」の脇を通り抜けていきます。




この辺りは桜の名所になっていて、桜の紅葉が見られましたが、あまり綺麗ではないですね。




汐入の池の西側に広がっている「庚申堂鴨場」の鬱蒼とした森と、汐留シオサイトの高層ビル群です。浜離宮庭園の中でもハイライト区間を散策していきます。




庭園外の山や樹木、竹林などの自然物等を庭園内の風景に背景として取り込む手法を「借景庭園」といいますが、現代の高層オフィスビル群の借景とは、東京らしいと思います。




汐入の池周辺も人通りが全くと言っていいほどなく、無人状態でした。




汐入の池の水面に向かって突き出すようにして立っている黒松の木を背後から撮影しました。




庚申堂鴨場へ渡ることが出来る木橋「海手お伝い橋」です。




対岸にも散策道がしっかり整備されていますが、人通りはありませんでした。




汐入池にはボラをはじめ、セイゴ、ハゼ、ウナギなどの海水魚が棲んでいるのだそうです。




実際に汐入の池周囲を散策していると、潮の香がします。




振り返って散策道を撮影しました。



Viewing all articles
Browse latest Browse all 6307

Trending Articles