
(仮称)豊洲二丁目駅前地区2-1街区 AC棟:工事準備中 2017年2月14日
三井不動産主導の豊洲二丁目地区内の再開発計画、(仮称)豊洲二丁目駅前地区2-1街区 A・C棟です。豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業の一環として、2015年6月に竣工した江東区豊洲シビックセンター、2016年11月に竣工した東京消防庁深川消防署豊洲出張所に続く建物整備事業となります。場所は、東京地下鉄有楽町線の豊洲駅の西側一帯の広大な区画です。約1.9万平方メートルの敷地におけるオフィス機能を中心としたミクストユースの大規模再開発であり、建物の延床面積は約18.4万平方メートル(2018年着工予定のB棟と併せて約25.9万平方メートル)と、豊洲エリア最大規模のプロジェクトとなります。
本計画の主な特徴
1.オフィス・商業・ホテル等のミクストユースの大規模再開発
豊洲二・三丁目地区において、当社はこれまで豊洲センタービル・豊洲センタービルアネックスといったビルの開発をはじめ、ららぽーと豊洲や、アーバンドックパークシティ豊洲(分譲住宅)等の開発を行ってきましたが、本計画では、オフィス機能を中心に商業施設やホテル等のミクストユースの開発を行います。
2.周辺施設との接続による、豊洲二・三丁目エリアを中心とした面的なミクストユースの実現
本計画では、東京メトロ有楽町線・ゆりかもめ「豊洲」駅と直結させるだけでなく、ららぽーと豊洲や豊洲公園、また豊洲シビックセンターなど豊洲エリアにおける主要な施設ともデッキやブリッジ等で接続します。交通結節点、周辺の商業施設や公園との接続を整備することで、本計画地内での用途の複合化に留まらず、周辺エリア全体におけるミクストユースを実現させます。これにより、周辺施設との回遊性が高まり、利便性の向上に寄与するだけでなく、豊洲エリアに更なる賑わいを創出します。
3.ガス発電により「電気」と「熱」を供給するエネルギーセンターの設置、免震装置による安全・安心・BCPの提供
本計画のC棟内には、開発区域内外に「電気」と「熱」を供給するエネルギーセンターが設置されます。(開発区域外にも送配電する「特定送配電事業」は当社としては日本橋エリアに次いで2番目の事例) (※中略)
なお、A棟には免震装置を導入し、施設利用者の安全・安心に寄与します。

海側から臨む外観パースです。

配置図です。

用途構成図です。
(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2-1街区 A・C棟
代表施行者:三井不動産株式会社
計画地:東京都江東区豊洲二丁目15番12
交通:東京メトロ有楽町線「豊洲」駅、 ゆりかもめ「豊洲」駅直結
主要用途:事務所、店舗(物販・飲食)、ホテル、自動車車庫、自転車車庫、エネルギー供給施設
敷地面積: AC棟敷地:約19100平方メートル
2-1街区敷地:約27800平方メートル
延床面積: AC棟:約184000平方メートル
B棟:約75000平方メートル
計:約259000平方メートル
階数/最高高さ AC棟:地上36階、地下2階 /約180メートル
※B棟は未定
都市計画・基本計画・監理:株式会社日建設計
設計・施工:大成建設株式会社
スケジュール(予定)
AC棟着工:2016年12月1日
B棟着工:2017年12月
AC棟竣工:2020年4月
ホテルオープン:2020年6月下旬
商業施設オープン:2020年度上期
B棟竣工:2020年度下期
プレスリリース:三井不動産株式会社の報道資料 2016年12月1日
「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業2‐1街区 AC棟」着工 ~BCPを強化するエネルギーセンターを備えた、オフィス、商業、ホテルのミクストユースの大規模再開発~

南東側から、晴海通りの「豊洲駅前交差点」前から撮影した「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2-1街区 A・C棟」の再開発工事現場を撮影しました。2016年12月1日に工事着工しています。

再開発工事現場の敷地西側を通っている「晴海通り」の大通りを撮影しました。この晴海通りの真下には、東京地下鉄有楽町線の豊洲駅ホーム群が設置されています。

元々この場所は、豊洲駅前の「豊洲公園」の緑地帯や、豊洲文化センター・豊洲図書館などの公的施設が集まっていて、周囲は石川島播磨重工東京工場の造船所の施設が集まっていました。

再開発工事現場の敷地南側には、「江東区豊洲シビックセンター(江東区役所)」の真新しい高層ビルが建っています。

再開発工事現場の敷地南側を通っている「東京都道484号豊洲有明線」の道路を西側へ向かって歩いていきます。ゆりかもめの「豊洲駅舎」の真下を通り抜けていきます。

南西側から再開発工事現場の全景を撮影しました。

西側から、「江東区立豊洲公園」の芝生広場内から再開発工事現場の全景を撮影しました。この場所に高さ180メートルのA棟と低層棟のC棟が建設されることになります。

この日の東京都心部は7度以下の真冬日だったので、豊洲公園内は人の姿はほとんどありませんでした。

「ららぽーとアーバンドック豊洲」の大型商業施設のそばを通り抜けて、再開発工事現場前へ向かいます。

そばに建っている「ららぽーとアーバンドック豊洲」も三井不動産がマネジメントしています。ちなみに、三菱地所がマネジメントしている都市型商業施設のブランドは「マークイズ」ですね。

敷地西側の「B棟」の予定地内には、工事用プレハブ小屋が展開していました。A棟とC棟が完成したのちに、B棟の工事が行わることになります。

再開発工事現場の敷地西側を通っている道路を撮影しました。

再開発工事現場の敷地北側を通っている道路を撮影しました。そばに建っているららぽーとの建物内から行き来する人が多く、意外と人通りが多かったです。

B棟の予定地内には、福島第一原発の汚染水を貯めているのと同型タンクが設置されていました。本来は、こういう使い方をするものだったんじゃないの?

北側から再開発工事現場内を見渡して撮影しました。A棟とC棟の工事現場内には、多数の工事用機械が展開していました。

北東側から、「豊洲キュービックガーデン」の中層オフィスビルの敷地前から、再開発工事現場の全景を撮影しました。

同じ場所から、敷地北側を通っている道路を撮影しました。

晴海通りの歩道を、南側へ向かって歩いていきます。

手前側(晴海通り側)が高さ180メートルの高層オフィス棟、その後ろ側がC棟、更に後ろ側(豊洲公園側)がB棟の整備予定地となっています。

東側から、「豊洲センタービル」の敷地前から再開発工事現場を撮影しました。

ちょうど、晴海通りに面した工事用資材搬入口が開いていました。

再開発工事現場の敷地東側(晴海通り側)には、東京地下鉄有楽町線の豊洲駅の「交通広場」のロータリーが整備されています。

同じ場所から、江東区豊洲シビックセンターの建物の全景を撮影しました。

この再開発工事の高層ビル群が完成した暁には、江東区がついに東京都心の一部として扱われるようになるかもしれません。

(仮称)豊洲二丁目駅前地区2-1街区 AC棟の地図です。