
(仮称)虎ノ門ヒルズビジネスタワー:計画段階中 2017年3月3日
虎ノ門ヒルズ森タワーの、桜田通り(国道1号線)を挟んだ敷地西側一帯の虎ノ門一丁目・二丁目地区内の一帯の再開発計画です。現在の虎ノ門11森ビルや15森ビル、虎ノ門電気ビルなどのオフィスビルや雑居ビルなどが密集して立ち並んでいる区画であり、超高層複合ビルの「虎ノ門ヒルズステーションタワー」を虎ノ門新駅と一体的に開発されます。既存の虎ノ門ヒルズ森タワーと同規模のオフィスやホテルなどを設ける計画です。延べ床面積は明らかになっていないものの、26万平方メートルほどになるとみられています。開発に向けて2016年2月、虎ノ門一丁目・二丁目地区市街地再開発準備組合が設立されました。外観デザインはオランダの建築家、レム・コールハース氏と、同氏が率いる設計事務所OMAのプリンシパルである重松象平氏が手がけます。

虎ノ門ヒルズの全体像を北から見ます。2014年に完成した虎ノ門ヒルズ森タワーの周囲に、超高層ビル3棟が加わります(資料:森ビル)

各ビルの位置図です(資料:森ビル)

虎ノ門ヒルズステーションタワーの低層部です(資料:森ビル)
事業名称 虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発事業
所在地 港区虎ノ門一丁目、二丁目の一部
準備組合設立 2016年2月
竣工 2022年(目標)
ニュースリリース:日経アーキテクチュアの特集記事 2016年4月14日
東京大改造 虎ノ門ヒルズに超高層3棟、地下鉄新駅と一体開発
ニュースリリース:日系不動産マーケット情報の特集記事 2016年4月14日
【開発】森ビルが虎ノ門に超高層3棟4000億円、外需呼び込めるか
プレスリリース:森ビル株式会社の公式ホームページ内
(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー

国道1号線(桜田通り)の「虎ノ門三丁目交差点」前から撮影した、「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の高層オフィスビルの再開発工事区画の全景です。

正面に建っているのは、再開発区画の敷地の北東側の「虎ノ門11森ビル」の建物です。

虎ノ門三丁目交差点の南西角の一角には、東京地下鉄日比谷線の虎ノ門新駅の整備工事のための工事拠点が展開していました。

虎ノ門三丁目交差点の北東角に建っていたオフィスビルの解体工事ですが、建物の高さが半分程度まで低くなっていました。

虎ノ門三丁目交差点から北側へ向かって伸びている国道1号線(桜田通り)を撮影しました。この真下に、東京地下鉄日比谷線の虎ノ門新駅が設置されることになります。

再開発工事区画の敷地南側を通っている道路を撮影しました。この道路をずっと西側へ向かうと、アメリカ大使館・赤坂インターシティAIRの再開発工事現場へ向かうことができます。

この辺り一帯は、港区の虎ノ門三丁目地区のオフィスビル街がどこまでも広がっています。

再開発区画内には、多くの道路が縦横無尽に整備されていますが、再開発工事によってこれらの道路はすべて廃止されて高層オフィスビル敷地の一部となります。

虎ノ門三丁目交差点の西側から、虎ノ門ヒルズ森タワーの高層オフィスビルの全景を撮影しました。

虎ノ門三丁目交差点の北西角に建っていた雑居ビルは解体されていて、更地状態となっています。

北東側から、虎ノ門三丁目交差点の南西角の地下鉄虎ノ門新駅の工事拠点の全景を撮影しました。

国道1号線(桜田通り)の歩道部分ですが、地下鉄虎ノ門新駅の整備工事のためか、狭くなっていました。これから2年間ほどは工事の風景が続くことになりそうです。

西側から「(仮称)虎ノ門ヒルズステーションタワー」の再開発工事区画を見渡して撮影しました。

再開発区画内に建っている「虎ノ門11森ビル」の建物ですが、人の気配が全くないように感じました。再開発工事を見越して、既に無人状態になっているのでしょうか。

再開発工事区画の敷地の北東側にある「虎ノ門二丁目交差点」前にやってきました。北東側から、再開発工事区画内を見渡して撮影しました。

今後1年後以内には、再開発計画の詳細が森ビルから報道発表されるかもしれません。再開発工事の完成予定は、東京オリンピック後の2022年となっています。

虎ノ門二丁目交差点の南西角に建っている「住友不動産虎ノ門ビル」です。森ビルのホームページ内を読んでみると、この建物敷地も、虎ノ門ヒルズステーションタワーの敷地内に含まれています。

虎ノ門二丁目交差点の周囲も、工事用フェンスが展開し始めました。2014年3月の環状第2号線の部分開通が終わってようやく落ち着いたと思っていたのですが、またこの辺りは工事に賑やかになりそうです。

北側から再開発工事区画の全景を撮影しました。

場所を少し移動して、再開発工事区画の敷地西側の「日本消防会館・ニッショーホール」の建物前にやってきました。ちなみに、すぐそばは虎の門病院の建物が建っている場所です。

「ニッショーホール」の建物の敷地北側を通っている道路を歩いていきます。この「ニッショーホール」の建物については、森ビルが買収し損ねたためか再開発区画内には入っていません。

ニッショーホールの敷地北側の道路を東側へ向かっていくと、前方に再開発区画内の「虎ノ門電気ビルディング」の建物が見えて来ました。

虎ノ門電気ビルディングの建物の敷地の北西角の交差点にやってきました。この場所が、再開発区画の北西角ということになります。

再開発工事区画の敷地の西側を通っている道路を撮影しました。この道路を南側へ向かうと、江戸見坂や「ホテルオークラ本館建替え計画」の再開発工事現場前に出ることができます。

虎ノ門電気ビルディングの敷地前から、「虎ノ門11森ビル」の建物の全景を撮影しました。2022年には、この場所に虎ノ門ヒルズ森タワー並み(高さ250メートルくらい)の高層オフィスビルが出現することになります。

北側から、虎ノ門電気ビルディングの敷地東側を通っている道路を撮影しました。

日本消防会館(ニッショーホール)と、「発明会館」の二つの建物の間を通っている道路を撮影しました。この「発明会館」の建物も、再開発区画内に取り込まれていました。

「汐見坂下」の交差点前にやってきました。南西側から再開発工事区画内を見渡して撮影しました。2017年1月18日に森ビルから発表された資料を読んでみると、正面に建っている発明会館ビルも再開発対象となっています。

「虎ノ門15森ビル」の敷地の南西角の交差点前にやってきました。「江戸見坂」の坂下の交差点ということになります。

江戸見坂下の交差点前から、虎ノ門15森ビルの敷地西側を通っている道路を撮影しました。

再開発区画の敷地南側を通っているこの道路ですが、赤坂一丁目地区から虎ノ門二丁目地区方面への抜け道になっているらしく、車の交通量が多かったです。

虎ノ門11森ビルと虎ノ門15森ビル、虎ノ門電気ビル、南東角の無名の雑居ビルに囲まれた区画が再開発対象となっています。