
3月上旬の平日、日比谷公園の緑地帯の「心字池」前にやってきました。雲一つない快晴の青空の日比谷公園の中を散策していきます。

時系列的には、以前の「(仮称)新日比谷プロジェクト」の再開発工事現場の散策の後になります。工事現場のすぐ脇が日比谷公園の緑地帯になっているのです。

心字池の南端部前にやってきました。20メートルほど離れた場所には日比谷通りの大通りが通っているのですが、鬱蒼とした木々に囲まれていて、ひっそりとした雰囲気に包まれていました。

真冬の時期の日比谷公園には白鷺が飛来してくるので、大型のカメラと機材を設置されている撮影者の方がいました。

心字池の南端部から、全景を撮影しました。太陽の光が余り当たらない日影の部分には、まだ雪が残されている個所がありました。

ズームで見渡してみましたが、白鷺の姿を見つけることはできませんでした。池の中の置き石の陰に隠れてしまっているのかもしれませんね。

JR東京駅の丸の内周辺の高層ビル群をズームで撮影しました。東京駅周辺の高層化・再開発の波が、遂に日比谷周辺にも到来して来たことになりますね。

心字池の西側(霞が関側)の散策道を歩き、日比谷交差点方向へ向かいます。

平日にもかかわらず、人の気配が全くない心字池脇の散策道を歩いていきます。

非常に寒い天候だったので、心字池脇のベンチで休憩している人の姿もありませんでした。

心字池の水面を撮影しました。正面には、かつてこの場所が江戸時代に江戸城の南端部の門「日比谷見附」の跡地であったことを示す古い石垣が南北方向に広がっています。

東京都心部のオアシスである日比谷公園の心字池ですが、江戸時代からそのまま残されている江戸城の遺構を間近で観察することが出来るスポットでもあるのですね。

真冬の時期になると、心字池の松の木には雪害から樹木を守るための「雪吊り」が施されています。

石川県金沢市の兼六園の雪吊りが全国的に有名ですが、降雪が少ない東京都心部の中枢である心字池でも見られるわけですね。

今年の2月の大雪では、都心部でも20センチくらいは積もったので、この雪吊りも始めて役に立ったのかもしれませんね。

心字池の北端部が見えてきました。

丸の内の高層ビル群も綺麗に見渡すことが出来ました。