
大展望台より西北西方向(地下鉄南北線の六本木一丁目駅方向)です。東京ミッドタウンやアークヒルズ、泉ガーデンタワーなどの個性的で尖ったデザインの高層ビル群が集まっている界隈です。皇居前と言うことで、均質なデザインの高層ビル街に統一されている東京駅周辺と比較すると、対照的ですね。

2012年8月に森ビルによって竣工した「アークヒルズ仙石山森タワー」の高層ビルをズームで撮影しました。高層オフィス階と、低層レジデンス階のアークヒルズ仙石山レジデンスによって構成されている高層ビルです。

東京タワーの敷地の西側にある国道1号線(桜田通り)の「飯倉交差点」周辺を見下ろして撮影しました。「飯倉」と言う地名は大変古く、万葉集時代からこの土地の名前になっているそうです。

飯倉交差点周辺は、港区の麻布台一丁目地区と呼ばれていて、標高20メートル前後の丘陵体の上に市街地が広がっています。

「麻布台」と呼ばれている標高20〜30メートル前後の丘陵体の上には山の手の住宅街や中層マンションの街並みが広がっています。麻布台の北端に位置する「仙石山(せんごくやま)」の高台周辺をズームで撮影しました。

六本木地区の住宅密集地帯の全景を撮影しました。近年の再開発工事の進展によってオフィス街のイメージが強くなってきた六本木ですが、現在でも市街地の9割以上は住宅密集地帯となっています。

六本木ヒルズの高層ビル群をズームで撮影しました。開業後11年目を迎える六本木ヒルズですが、現在はすっかり周囲の風景の中に溶け込んでいます。

東京ミッドタウンのミッドタウンタワーの背後には新宿副都心の高層ビルが隠れています。

広大な関東平野の西側に広がっている関東山地や丹沢山地の稜線もくっきりと見渡すことが出来ました。

飯倉交差点のすぐ脇に広がっている「ロシア連邦大使館」の敷地をズームで撮影しました。日本の同盟国であるアメリカ大使館(虎ノ門)や、日英同盟を以前に結んでいたイギリス大使館(半蔵門)の立地と比較すると、不便な場所にありますね。

ロシア連邦大使館の向かいに建っている「麻布郵便局」の建物を撮影しました。入居する建物は、1930年(昭和5年)に竣工した旧逓信省貯金局庁舎となっています。

ロシア大使館と麻布郵便局前を通っている「外苑東通り」沿いに広がっている、六本木界隈の繁華街をズームで撮影しました。戦後に在日米軍基地がすぐそばに置かれた経緯から、発展した繁華街となっています。

一周して北方向へ戻ってきました。

東京駅周辺の高層ビルを撮影してみようと思ったのですが、見事に愛宕山グリーンヒルズの高層ビル群の後ろ側に隠れてしまっていました。高さ250メートルの特別展望台からなら、眺めることが出来るかもしれません。

最後に、2014年6月11日に全面開業する虎ノ門ヒルズの高層ビルをズームで撮影しました。追加料金を支払って、標高270メートル(高さ250メートル)の特別展望台へ向かいます。
