
六本木ヒルズの住居区画「六本木ヒルズレジデンス」内を通っている「六本木さくら坂」内から見上げて撮影した、六本木ヒルズ森タワーと、グランドハイアット東京の建物群です。

六本木ヒルズの敷地の西端部を沿うように整備されている「六本木さくら坂」を散策していきます。六本木さくら坂内には75本もの桜の木が植えられていて、4月上旬の季節になると桜のトンネルの風景となります。

六本木さくら坂の通りの東側に広がっているのが六本木ヒルズの住居区画「六本木ヒルズレジデンス」です。IT産業や投資ファンドの関係者が多いイメージですが、実際には六本木ヒルズの再開発前の地権者の人たちが大部分を占めているのです。

六本木ヒルズの再開発工事以前のここ六本木六丁目地区は、東京都心部の中でも有数の閑静な住宅密集地帯でした。再開発事業者である森ビルの説得に応じた地権者の人たちがこのタワーマンション群の中で生活しています。

六本木ヒルズの開業と同じく2003年(平成15年)の4月に完成した集合住宅です。住宅建物には地上43階・地下2階建てのツインタワーであるB棟、C棟を始め、A棟、D棟とゲートタワーがあり、総戸数は793戸となっています。

「六本木ヒルズレジデンスB棟」の高層タワーマンション棟を見上げて撮影しました。戸数は333戸と、後述するC棟よりも圧倒的に多くなっています。

こちらは「六本木ヒルズレジデンスC棟」の高層タワーマンション棟です。戸数は198戸となっています。ライブドアの元社長の堀江貴文氏が住んでいたことで有名ですね。

六本木さくら坂から児童公園の敷地の中を通り抜けて高台へあがり、B棟とC棟の間に整備されているペデストリアンデッキの中を散策していきます。

ペデストリアンデッキの上から六本木さくら坂(グランドハイアット東京方向)を見下ろして撮影しました。4月上旬の季節になると、文字通り「桜のトンネル」になりそうですね。

六本木ヒルズレジデンスの住居区画街の中に整備されているペデストリアンデッキを道なりに歩いて行くと、六本木ヒルズ森タワーのオフィスエントランスやメトロデッキ方向へ通り抜けることが可能となっています。

ペデストリアンデッキの上から六本木さくら坂の麻布十番の繁華街方向を撮影しました。低地へ向かって緩やかな下り坂が奥まで伸びています。

平日の午前中の時間帯だったので、住居区画内は人通りはほとんどなく、閑散としていました。

高層タワーマンション棟であるB棟やC棟の周辺には広大な広場が整備されていて、ベンチや噴水などが設置されています。一部では何か工事が行われていました。

この日は巨大な噴水施設も止まっていて、周囲は静まり返っていました。

普段だと親子連れなどの住民の人たちで賑わっているのですが、この日は誰もいませんでした。

ペデストリアンデッキを通り抜けて、六本木ヒルズの緑地帯である毛利庭園や、テレビ朝日本社ビル前へ向かいます。
