Quantcast
Channel: 緑の、東京ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 6280

大手町二丁目地区再開発事業:取り壊し率3% 2014年9月23日

$
0
0


大手町二丁目地区再開発事業:取り壊し率3% 2014年9月23日
大手町のオフィスビル街の北端部に位置している東京国際郵便局や日本郵政公社東京支社、東京遁信博物館(ていぱーく)などが入っている遁信ビルの建て替え工事です。2014年6月現在、これらのビルやその跡地の駐車場は一切動きが何もありません。まだ「計画段階」なのですね。3つのオフィスビル跡地には、高さ179メートルと170メートルの2棟の高層オフィスビルが建設され、国内最高水準の通信環境を整備して「国際的なビジネスセンター」としての機能を強化することになります。

延べ床面積は34万6000平方メートルで、2015年6月の着工、2018年5月の完成を予定しています。



再開発事業の概要
事業名称:大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業(個人施工)
所在:東京都千代田区大手町二丁目地内
用途:事務所、店舗、カンファレンス、地域冷暖房施設、駐車場等
敷地面積:約20000?
延床面積 A棟:約199000? B棟:約150000?
建物構造:鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、コンクリート充填鋼管柱構造
建物規模 A棟:地上35階地下3階 B棟:地上33階地下3階
建物高さ A棟:約179m B棟:約170メートル
施行者:大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業個人施行者
           都市再生機構(代表施行者)、NTT都市開発(共同施行者)

再開発事業のスケジュール
2014年3月 権利変換計画認可(予定)
2015年6月 工事着手(予定)
2018年5月 建物竣工(予定)
2019年3月 事業完了(予定)

大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 事業認可のお知らせ 独立行政法人都市再生機構
大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業における資産取得のお知らせ NTT都市開発株式会社
大手町二丁目再開発の3フロア1万1000平方メートルを売却へ、UR ケンプラッツ




JR中央快速線の高架橋が東京駅から神田方向(北方向)へ向かって伸びている場所の真下にやってきました。目の前には「東京国際郵便局」「東京郵政公社東京支社跡地」「逓信ビル」の広大な建物や空き地が広がっています。




これら3つ建物の再開発工事が「大手町二丁目地区再開発事業」と呼ばれています。既に東京国際郵便局ビルの敷地に沿って、工事用フェンスが設置されていました。




空き家状態となっている東京国際郵便局ビルの全景を撮影しました。これから建物の解体工事が開始されることになります。




祝日で人の気配が全くない大手町のオフィスビル街の中で、工事の音だけが周囲に響き渡っていました。




「大手町二丁目地区再開発事業」の再開発工事現場の全景を撮影しました。背後には、2012年10月に開業した「大手町フィナンシャルシティ」の高層ツインタワーがそびえ立っています。




1990年代、新宿や渋谷などの東京西部の副都心の成長によって、相対的に地盤沈下していった丸の内地区ですが、日本最大規模の都市再開発によって、ようやく挽回することが出来そうですね。




「逓信ビル」をズームで撮影しました。建物の外壁には足場が組まれていて、こちらの建物も解体工事が始まります。




再開発工事現場の地図です。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 6280

Trending Articles