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Channel: 緑の、東京ブログ
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夏日の皇居前広場:丸の内地区の高層ビル群を眺めながら散策する PART1

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二重橋・正門石橋前から振り返って丸の内地区の高層ビル群を撮影しました。現在の丸の内・大手町地区は、江戸時代は「大名小路」という名前の日本全国の大名の屋敷が密集して建っていた場所なのです。




東京駅・丸の内駅前広場を囲むように高層ビル群が建っている丸の内地区をズームで撮影しました。丸の内地区の再開発工事による高層化は、2000年代に概ね終了しています(JPタワーは2013年に竣工)。




現在タワークレーンが建ち並び、再開発工事のピークを迎えているのが大手町地区です。地下鉄大手町駅前に建設中だった高さ200メートルの「東京プライムステージ」の高層ビルはほぼ完成し、タワークレーンが完全に撤去されました。




ここ約10年程の間に、皇居前広場から眺める丸の内・大手町地区の景観は変わってしまいました。1990年代には「黄昏の丸の内」などと揶揄されていたこの界隈が、まさか日本で一番のブランドエリアになるとは思ってもみませんでした。




広大な砂利道を歩き、皇居前広場の散策を続けていきます。霞が関の中央省庁街の高層ビル群を左手に眺めていきます。




正面に大手町地区の高層ビル群を眺めながら、皇居前広場内を散策します。砂利が広大に敷き詰められている広場内には、舗装された散策道が整備されています。




皇居前広場は、皇居よりも標高が低い場所に整備されています。皇居前広場を含めた一帯が、江戸時代初期の埋め立て工事によって海面や湿地帯を埋め立てて造成された経緯があります。




皇居前広場の北側に広がっているのは、江戸城の本丸などが設置されていた「皇居東御苑」の緑地帯です。




ズームで撮影してみると、皇居東御苑の敷地内にある「皇宮警察本部」の建物などが緑地帯の中に見えました。




振り返って二重橋と皇居正門方向を撮影してみました。二重橋が架橋されている場所へ向かって、徐々に緩やかな上り斜面になっています。




こうして見ると、皇居正門周辺には多くの木々が植えられていることが解ります。




二重橋・正門鉄橋を渡った先にある皇居の敷地内も鬱蒼とした緑に覆われています。東京都心部の中枢でありながら、この界隈は緑の比率が大変大きいのです。




皇居前広場の正式名称は「皇居外苑(こうきょがいえん)」と言います。1969年(昭和44年)に開園した北の丸地区(北の丸公園)と皇居前広場の皇居外苑地区、それに皇居の周り濠に沿った皇居外周地区を総括的に指しています。




一般的には「皇居外苑」という正式名称よりも、皇居前広場の方が広く知れ渡っているイメージがあります。




皇居前広場は、元々は皇室苑地であったところを戦後に国民公園として開放することが閣議決定され、1949年(昭和24年)に開園しました。



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