
(仮称)新鉄鋼ビルディング:工事進捗率80% 2015年3月26日
JR東京駅の八重洲北口、外濠通り脇に建っていた「第一鉄鋼ビルディング」「第二鉄鋼ビルディング」の再開発工事です。1951年に竣工した第一ビルと、1953年に竣工した第二ビルは、どちらも2012年3月を持って閉館となり、新しい「新鉄鋼ビルディング」として地上26階建ての高層オフィスビルに生まれ変わります。外観は建て替え前のデザインを一部継承し、掘りの深い端正なファサードが採用されます。下層階には店舗を配置し、敷地南側に建っていた第2鉄鋼ビルディング跡地にはサービスアパートメント棟が建設されます。
再開発計画の概要
地上26階・地下3階建て、高さ140メートルのオフィス棟と、地上20階・地下3階建て、高さ100メートルのサービスアパートメント棟で構成されていて、延床面積計約110,000平米の大型開発となります。中長期滞在者用の高級賃貸住宅「サービスアパートメント」を約120室設け、羽田・成田両空港行きのバスが発着する24時間営業のバスターミナルも開設されます。

完成予想図の全景です。
「(仮称)新鉄鋼ビルディング」
所在地 東京都千代田区丸の内1丁目8番2号
竣工 平成27年10月末(予定)
主要用途
オフィス棟:事務所・店舗・貸会議室・駐車場
にぎわい施設棟:サービスアパートメント・ラウンジ・フィットネス・店舗・空港リムジンバス発着場
構造
地下:鉄骨鉄筋コンクリート造
地上:鉄骨造階数地上26階、地下3階、塔屋1階
最高高さ 約135m
敷地面積 7,399.67㎡(2,238.40坪)
延床面積 約117,000㎡(約35,392坪)
事業主株式会社 鉃鋼ビルディング
設計・監理 株式会社三菱地所設計
施工 大成・増岡組建設共同企業体
駐車場 209台
プレスリリース:公式ホームページ
株式会社 鉄鋼ビルディング

永代通りと外濠通りが交差している「呉服橋交差点」前から見上げて撮影した「(仮称)新鉄鋼ビルディング」の高層オフィスビル群の全景です。

呉服橋交差点前から低層階部分を撮影しました。既にカーテンウォールの取り付け作業が佳境を迎えている中高層階に対して、低層階部分はまだ工事用シートに覆われています。

敷地北側に建っている「高層オフィス棟」ですが、既に最高高さの135メートルに達しています。

高層オフィス棟を見上げて撮影しました。

頭頂部の鉄骨群をズームで撮影しました。

中層階部分のカーテンウォールや外壁パネル部分をズームで撮影しました。

建て替え以前に建っていた「第一鉄鋼ビルディング」「第二鉄鋼ビルディング」のデザインを模した外壁になっているのだそうです。

東側から、外濠通りの歩道から高層オフィス棟を見上げて撮影しました。

外濠通りを呉服橋交差点から南側へ、東京駅八重洲北口方向へ散策していきます。

北東側から撮影した「サービスアパートメント棟」の全景です。地上20階・塔屋1階・地下3階建て、高さ約100メートルの規模となっています。

水平方向の庇(ひさし)部分が特徴的な中高層階部分をズームで撮影しました。工事用シートに覆われています。

サービスアパートメント棟の頭頂部をズームで撮影しました。

鉄骨がむき出し状態となっている中低層階部分を正面から(東側から)撮影しました。

東側から見上げて撮影しました。

高層オフィス棟の頭頂部を南東側から見上げて撮影しました。

高層オフィス棟の全景を南東側から撮影しました。

南東側から撮影したサービスアパートメント棟の全景です。

頭頂部をズームで撮影しました。周辺のグラントウキョウノースタワーや丸の内トラストタワーよりも存在感のある高層ビル群となってきましたね。

低層階部分の全景です。空港用リムジンバスなどが発着するターミナルなどが設置される場所の工事が続けられています。

現在鉄骨群がむき出しとなっている中低層階部分には、カーテンウォール外壁が取り付けられることになります。

外濠通りと八重洲通りが交差している「八重洲中央口交差点」前から撮影した(仮称)新鉄鋼ビルディングの高層ビル群の全景です。

八重洲中央口交差点の横断歩道を渡って、サービスアパートメント棟前にやってきました。そばから見上げて撮影しました。

数寄屋橋交差点前から高層オフィス棟を見上げて撮影しました。

北西側から、日本ビルヂング敷地前から高層オフィス棟の低層階部分を撮影しました。

高層階部分を見上げて撮影しました。

全景を撮影しました。

再開発工事現場の地図です。