（仮称）三井住友銀行本店東館計画 工事進捗率９８％ ２０１５年３月２６日
日比谷通りと永代通りが交差している大手町交差点の南東角に建っていた「三井住友銀行・大手町本部ビル」の建て替え計画です。かつてこの場所には三井住友銀行の東京営業部が設置されていたのですが、全面的に建て替えることになりました。現在は２基のタワークレーンが設置されていて、鉄骨を地上から釣り上げています。
旧ビル（三井住友銀行大手町本部ビル）スペック
竣工 １９５９年４月
階建 地上１２階、塔屋２階、地下３階
敷地面積 ５９５６㎡
延床面積 ６１７１２㎡
２００７年３月２３日に「三井住友銀行」が取得価格１２５１億円で取得
沿革
２０１０年（平成２２年）１１月１２日、「三井住友銀行」は、大手町本部ビルの建替えを発表
２０１１年（平成２３年）４月１８日、三井住友銀行 東京営業部窓口（旧 住友銀行東京本部・東京営業部）を本店ビル内へ移設
新ビルスペック
解体着工 ２０１１年４月
建設開始 ２０１２年４月
竣工 ２０１４年１２月を予定
階建 地上２９階程度、塔屋２階、地下４階、高さ約１５０メートルの超高層オフィスビル
延床面積 約９０００㎡の予定
三井住友銀行の、日比谷と大手町の２つに分かれていた拠点機能を大手町に集約
・本店営業部…東京・丸の内の三井住友銀行本店ビルディング内に置かれている。
・東京営業部…東京・丸の内の三井住友銀行ビルディング内にブランチインブランチとして暫定的に同居している。
・大阪本店営業部…大阪・北浜の住友村にある住友ビルディングに置かれている。旧住友銀行時代から同一所在地に存在する。西日本の本部である。
・神戸営業部…神戸・旧居留地の三井住友銀行神戸本部ビルに置かれている。
本店営業部を、２０１０年（平成２２年）１０月に、現在の東京営業部・大手町本部向かいに２０１０年（平成２２年）７月に竣工した、三井不動産のオフィスビルである三井住友銀行本店ビルディング（旧ＪＦＥビルディング跡地）を全フロア借り上げる形で集約しました。これにより本部機能は、一部の大手町一丁目三井ビルディング（本店北館）に移設される部門と、新住友ビル（大手町本部ビル）内にある東京営業部の窓口をのぞき、大手町・日比谷両地区のセクションは原則すべて新本店ビルへ集約されました。
２０１０年（平成２２年）１１月に大手町本部ビルの建替えが発表され、２０１１年（平成２３年）４月１８日付で、東京営業部窓口を本店ビル内へ移設し、本店営業部とのブランチインブランチ形態へ移行することを発表しました。なお、旧大手町本部ビルは「三井住友銀行本店東館(仮称)」として、２０１５年２月頃を目処に竣工予定としています。
北東側から、大手町タワーの緑地帯「大手町の森」前から見上げて撮影した「（仮称）三井住友銀行本店東館」の高層オフィスビルの全景です。２０１５年２月に竣工となっていますが、まだ工事が続けられていますね。
北東側から高層オフィスビルの頭頂部を撮影しました。敷地前に近づいて行きます。
２０１５年３月末の時点では建物なもちろん、内装も完成しているように見えるのですが、高層オフィスビルの敷地にはまだ工事用フェンスが残っていて工事中です。
永代通りと日比谷通りが交差している「日比谷交差点」前から（北西側から）見上げて撮影しました。
高層オフィスビルの敷地西側を通っている日比谷通りの歩道を散策していきます。敷地西側にもまだ工事用フェンスが残されていました。
…これってもしかして、当初の工期通りに工事が終わらなかったということでしょうか。
南西側から高層オフィスビルを見上げて撮影しました。
日比谷通りに面した敷地内の一角には、東京地下鉄千代田線の大手町駅の出入り口が設置されることになります。
東京駅の丸の内駅前広場から皇居方向へ伸びている「行幸通り」から撮影しました。地上２９階、塔屋２階、地下４階、高さ約１５０メートルの高層オフィスビルなので目立つ存在です。
遠くらか眺めてみると、すでに開業しているように見えますね。
頭頂部をズームで撮影しました。
低層階部分を撮影しました。日比谷通りのイチョウ並木は枯れ木状態となっています。
ズームで撮影しました。
和田倉門濠に架橋されている和田倉橋上から高層オフィスビルの全景を撮影しました。
頭頂部をズームで撮影しました。
日本生命丸の内ガーデンタワーの敷地前から低層階部分を撮影しました。
同じ場所から見上げて撮影しました。
大手町交差点から（北西側から）高層オフィスビルの全景を撮影しました。
低層階部分を撮影しました。
「三井住友銀行本店東館(仮称)」の地図です。