
交通量が大変多い国道15号線(第一京浜)の歩道をしばらく歩いていると、前方に京急とJRの品川駅が見えてきました。品川駅が近づくにつれて、人通りも少しずつ増えてきました。

京急本線とJRの線路群の後ろ側にそびえ立っている品川グランドコモンズの高層ビル群を眺めながら散策を続けていきます。

第一京浜の歩道に植えられているイチョウの並木道は、まだ紅葉には程遠かったです。

高層ビル群の中核的存在である品川グランドセントラルタワーの真正面にやってきました。高輪口側の山の手の閑静な住宅密集地区と、港南口側の高層オフィスビル街と、二面的な顔を持っている品川駅周辺です。

品川駅の高輪口が見えてきましたが、駅周辺には駅ビルと言えるだけの施設などは存在せず、駅のすぐ西側〜住宅地が広がっている雰囲気なのが特徴です。

品川駅周辺は、鉄道路線同士の乗り換えターミナル駅としての性格が元々強かったので、駅の外へ出る人の流れ自体があまり存在しなかった経緯があり、近年は変わってきていますが、現在のその傾向が強いのです。

第一京浜の大通り前に設置されている、京浜急行本線の品川駅ホームが見えてきました。平日の日中の時間帯でも、数分間隔で列車が入線してきたり、発車していきます。

品川駅高輪口前に到着しました。高輪口周辺もそれなりにオフィス街も形成されており、多くのビジネスマンの人たちが行きかっていました。

品川駅高輪口前から西方向の丘陵地帯へまっすぐ伸びている「柘榴坂(ざくろざか)」を撮影しました。坂に沿って住宅街やグランドプリンスホテル高輪の広大な敷地が広がっています。

柘榴坂の坂下に掛かっている歩道橋から撮影した品川駅の高輪口の全景です。駅前を国道15号線(第一京浜)が通っていて、車や人の通行量が大変多い場所です。

JR東日本の一日平均乗車人員は約33万人(2012年)と、同社の駅の中では第6位を誇る品川駅ですが、大規模な駅ビルや駅前繁華街などは存在せず、やはり乗り換え駅としての性格が未だに強いです。

高輪口側の駅前ロータリーですが、1日平均約33万人が利用するターミナル駅のものとはとても思えないほど小さなものでした。路線バス乗り場も第一京浜の大通りを挟んだ高輪側に整備されています。

商業施設が少ない品川駅周辺ですが、逆に駅構内には「エキュート品川」を始めとする大規模な商業施設が整備されているのです。

品川駅舎の背後に広がっている港南口側の品川グランドコモンズの高層ビル群を撮影しました。壁のように迫ってくる高層ビル群が見ていて壮観です。

JRの品川駅舎に隣接して、京急本線の品川駅も駅ビルと共に設置されています。

歩道橋上から国道15号線(第一京浜)の大通りを都心方向を撮影しました。

これで11月の品川駅周辺の散策は終わりです。
