
2018年1月16日から3月11日にかけて開催されている、上野・東京国立博物館の平成館で開催されている特別展「仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝-」を観て来ました。京都・仁和寺を総本山とする真言宗御室派(全国約790寺)の寺院から、通常は非公開の「秘仏」8体を含む彫刻66体など、計約170件の名宝を紹介する特別展となっています。

1月16日、つまりは特別展の初日の通勤ラッシュが終わった時間帯の、国立博物館の正門入り口前にやってきました。この日は、本来は東京の別の場所へ行こうと考えていたのですが、雲が出てきてしまったので、こちらへ来ようと計画変更して上野にやってきました。

東京国立博物館の正門の全景を撮影しました。そばに整備されているチケット売り場で、特別展用のチケット1600円を購入して敷地内に入ります。流石に初日だったので、チケット売り場では並ばずに買うことができました。去年10月の運慶展の時は、ここで並ぶのが嫌だったので、近所のセブンイレブンで買っていたのですが、今回はガラガラでした。

東京国立博物館の敷地内を通り抜けて、特別展が開催されている「平成館」の建物を目指して歩いていきます。通り道沿いに建っている「表景館」の建物を撮影しました。

南側から「本館」の建物の全景を撮影しました。特別展のチケットで、この本館内を観覧することもできるのですが、私はこの本館内は今まで何度も訪れているので、あまり新鮮味がないんです。

平成館の建物は、国立博物館の敷地の北西角(寛永寺側)の一角に建っています。地図で見てみると、JR鶯谷駅にほど近い場所にあるのですね。

枯れ木の並木道を道なりに歩いていくと、前方に「平成館」の建物が見えて来ました。

南東側から、「平成館」の建物前の広場の全景を撮影しました。特別展開催の初日だったので、平成館の周囲は人通りはほとんどありませんでした。2月に入ると、建物前に行列ができ始めるかもしれませんね。

この平成館ですが、去年2017年10月にこの場所で開催された『興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」 』にも私は観に行ったことがあるので、この3カ月間で2度も訪れたことになります。去年の運慶の仏像展の時は、ここで10分くらい待たされましたが、貸し切りみたいになっていました。

入口正面脇に設置されている、特別展の案内板を撮影しました。右下に写っている千手観音像ですが、後期展示(2月14日以降)になっていて、この日は観ることができませんでした。

平成館の建物内に入り、受付係の人にチケットを見せて観覧を始めていきます。

特別展内は基本的に撮影禁止となっているので、ここまでです。

…と思っていたのですが、第二展示室内の江戸時代に再建され、一般には非公開となっている「仁和寺・観音堂」の展示室については例外として撮影OKとなっていました。むしろ、係の人たちが積極的にSNSで拡散してほしいとお願いしていました。

観音堂中央部に設置されている立像の全景を撮影しました。…私はツイッターもフェイスブックもやらない人間なので、このブログで拡散していきたいと思います。

正面左側の像群の全景を撮影しました。撮影OKとは言っても、フラッシュ禁止の制約があるので、室内照明の真下に立って撮影してみました。
