
現在、東京都下水道局によって進められている芝浦水再生センターの老朽化に伴う再構築事業、その一つである雨天時貯留池の設置と高層上部ビル「品川シーズンテラス」の工事現場周辺を散策していきます。

高層オフィスビルの建物自体はほとんど完成していて、タワークレーンも全て撤去されていますが、商業施設やオフィスロビーなどが入る低層階部分の工事が行われていました。

大型ダンプトラックなどの工事用車両がひっきりなしに出入りしていました。

品川シーズンテラスの工事用資材置き場前から、東側(海側)を撮影しました。芝浦水再生センターの下水処理場の広大な敷地が広がっています。

芝浦水再生センターの敷地の西側を通っている道路を北へ向かって歩いて行きます。どこかに、芝浦水再生センターの上部緑地帯へ上ることが出来る階段かエスカレーターがあるはずです。

工事用フェンス越しに、品川シーズンテラスの「アネックス棟」を見上げて撮影しました。こちらも建物自体は完成していて、現在は内装工事が行われています。

高層上部ビルを見上げて撮影しました。建物の高さは150メートルとそれなりですが、1フロアあたりの面積が約4970平方メートルもあります。

芝浦水再生センターの敷地西側、JRの線路群の脇の道路を北へ向かってまっすぐ進むと、芝浦方面へ抜けることが出来ます。

この高層上部ビルの真下に下水処理場の「雨天時貯留池」が建設されています。なので、この高層ビルの地下フロアは1階分しか存在していません。

芝浦水再生センターの敷地南西側、「第二沈殿池」と呼ばれている建物群を見上げて撮影しました。建物の屋上部は、上部緑地帯「芝浦中央公園」として整備されています。

しばらく歩くと、NTTドコモ品川ビルの敷地内から、芝浦中央公園の上部緑地帯に上がることが出来るエレベーターを発見しました。

同じ場所から、南方向を振り返って撮影しました。文字通り、下水処理場の施設の真上に高層オフィスビルを建設しているわけですね。

エスカレーターに乗って、上部緑地帯フロアにやってきました。ここからだと、品川シーズンテラスの高層オフィスビルや、上部緑地帯を観察することが出来ます。

エスカレーターホール前から北側(芝浦方向)を撮影しました。すぐ脇には、東海道新幹線の本線や品川駅北側の引き込み線などが通っています。

新幹線に乗って名古屋や大阪へ行く時は、車窓からこの界隈を眺めることは今までありましたが、実際に歩いてみたことは初めてです。

芝浦水再生センターの敷地内へ入っていきます。上部緑地帯である芝浦中央公園内を通り抜けると、下水処理場北側の芝浦地区へ抜けることが出来ます。
