次に2014年4月30日に全面開業する予定となっている「大手町タワー」周辺を散策していきます。大手町地区の高層ビル群の中では一番高い建物(高さ200メートル)であり、エースのような存在感のある高層オフィスビルです。
大手町タワーの全景を逓信ビル前から見上げて撮影しました。地上38階地下6階、高さ200メートルの高層オフィスビルであり、みずほ銀行大手町本部ビル(旧富士銀行本店)と大手町フィナンシャルセンター跡地の再開発事業です。
大名小路・大手町ビル前から見上げて撮影した大手町タワーです。約3ヶ月後の全面開業へ向けて、現在は内装工事などが実施されています(商業施設や緑地帯はすでに開業しています)。
去年の夏前後に散策した時は、大名小路に面した敷地は工事用フェンスに覆われていたのですが、現在は撤去されていて歩道や案内表示板などが綺麗に整備されていました。
南北方向に通っている大名小路と、東西方向に通っている永代通りが交差している「大手町駅前交差点」にやってきました。前回の記事の続きで年末年始の散策だったので、この日の永代通りは人通りが全くなくゴーストタウンみたいでした。
大手町タワーの敷地の、永代通りに面している側の全景を撮影しました。大手町タワーの再開発工事に合わせて、永代通りの歩道も新しく造り直されました。…歩道も若干、広く拡幅されたのではないでしょうか。
大手町駅前交差点前から見上げて撮影した大手町タワーです。この高層オフィスビルの壁面にも太陽光の室内への照射を抑制するため、カーテンウォール一枚ごとに垂直方向に庇(ひさし)が設置されていて、省エネルギー対策がなされています。
大手町タワー1階のオフィスエントランス内には巨大な柱が何本も設置されています。外から見ていても、オフィスエントランスの巨大さが実感できます。
永代通り歩道から見上げて撮影した大手町タワーです。真冬の淡い太陽の光がカーテンウォールに反射していました。午前中の時間帯の散策だったのですが、夕方のような雰囲気でした。
永代通りに面しているオフィスエントランス前にやってきました。この高層ビルの再開発プロジェクトは、長い間「(仮称)大手町1−6計画」と呼ばれていました。
2013年7月23日のプレス発表によって、高層ビルの施設名称が「大手町タワー」、商業ゾーンの名称を「OOTEMORI(オーテモリ)」となることが決定しました。
大手町タワーの建築主や事業主体は有限会社東京プライムステージ、東京建物、大成建設であり、設計と施行も大成建設が担当しています。
永代通りに面している高層ビル壁面側も工事用フェンスがほぼ完全に撤去されていますが、まだ一部でフェンスに囲まれている個所がありました。
大手町タワーの高層ビルの西側(皇居寄り)に整備されている緑地帯「大手町の森」の中を散策していきます。オフィス街の中も無人状態でしたが、緑地帯内も人の気配が全くなかったです…。
地下1階や2階に展開している商業施設「オーテモリ」内も、年末年始の時期だったので、コンビニエンスストアなどを除いて閉まっているみたいでした。