内堀通りの歩道から桔梗濠の水面を撮影してみました。正面には、皇居前広場の敷地から濠の水面を渡って皇居東御苑の敷地に渡るための土橋である「桔梗門橋」が見えます。
門名の由来は最初に江戸城を築いた太田道灌の時代に、この近くに泊船亭があったと伝えられ、道灌の家紋の桔梗紋から付けられたといわれています。
内堀通りから、東京駅丸の内駅前広場までまっすぐ伸びている「行幸通り」を撮影してみました。正式名称は「東京都道404号皇居前東京停車場線」といい、綺麗な新緑のイチョウ並木が整備されています。
ズームで撮影してみると、行幸通りの奥に丸の内駅舎の姿が小さく見えました。行幸通りの中央車線(和田倉門交差点から西側半分)は普段は閉鎖されています。
皇居東御苑・辰巳櫓の建物を横から撮影しました。
新緑の柳並木道となっている内堀通りの歩道を散策していきます。この日は皇居周辺を走っているマラソンランナーの人たちの姿はほとんど見かけませんでした。
桔梗濠に面している石垣では、去年あたりから修復工事が行われていましたが、工事は完了したようです。周囲と比較してみると、石垣が新しくなっていました。
内堀通りをしばらく歩いていくと前方に「大手門前交差点」が見えてきました。交差点周辺のオフィスビル群は取り壊し工事がピークを迎えている状況です。交差点脇に建っていた「りそな・マルハビル」も取り壊されてしまいました。
大手門前交差点前から皇居東御苑の正門である「大手高麗門」へ伸びている「大手門橋」の土橋が見えてきました。
内堀通りの歩道から「皇居東御苑・大手高麗門」を撮影してみました。東京駅周辺から皇居東御苑の敷地内へ観光客の人たちが入る際の正門の役割を果たしています。
皇居東御苑は無料で敷地内を散策することが出来ますが、時期によって公開時間が異なっているので、事前に調べておく必要があります。基本的には月曜日と金曜日を除いた日、年末年始を除いた日に公開されています。
「大手門前交差点」に到着しました。りそな・マルハビルの解体工事現場内には多くのタワークレーンなどが設置されていました。これから高層化のための再開発工事が始まります。
皇居東御苑の正門であり、江戸時代は江戸城本丸の通用門でもあった「大手高麗門」を撮影してみました。第一の門である高麗門の奥に渡り櫓門が設置されている、典型的な「枡方」地形の門となっています。
普段の平日でも、皇居東御苑内や周辺では観光客の人の姿を見かけることが出来ます。外国の人の姿も近年では目立ちます。
大手高麗門を正面から撮影しました。大手門橋から北側の内堀には「大手濠」の名前が付けられています。これで夏日の皇居前広場の散策は終わりです。