丸の内ビル前を通り抜けて、行幸通りの東端部から丸の内駅舎を眺めに行きたいと思います。普段はタクシーやハイヤーの待機場となっている丸ビル前も、この日は閑散としていました。
同じ場所から都営バス・東急バスの路線バスが発着しているバスターミナルを撮影してみました。都営バスでは晴海ふ頭や東京ビックサイトへ向かう路線、東急バスでは等々力操車場へ向かう路線等が開設されています。
バスターミナルの背後には丸の内駅舎・南ウイング部建屋の巨大な建物が建っているのが見えます。このバスターミナルは、いつ訪れても閑散としているのが特徴です。
JPタワー・低層棟の建物の全景を撮影してみました。丸の内駅前広場に面している側だけが、旧東京中央郵便局舎を模した壁面になっています。側面部分は高層棟と同じく、総ガラス張りになっているのです。
JPタワー・高層棟を見上げて撮影しました。本来のこの場所の容積率は1300%ですが、建築基準法第57条の二(特例容積率適用地区内における建築物の容積率の特例)により、東京駅丸の内駅舎の容積を移転して、特例容積率1520%が適用されています。
広大な面積を持つ丸の内駅前広場の中で、この辺りは雑草が伸び放題になっているなど、再開発工事の流れから取り残されている雰囲気が残っていました。
駅前の中央部のエリアについては、土地所有者であるJR東日本が駅前広場を整備する予定となっています。どのようなデザインにするか、行政機関や有識者を交えて検討中とのことです。完成すると皇居方面につながる行幸道路と駅が直結することになります。
千代田区が都市計画上の地区計画を策定して、駅前の約6500平方メートルの用途を広場と定めています。現在は仮設のガードレールなどで駅前ロータリーが応急処置的に整備されています。
丸の内ビル・メインエントランス前からズームで丸の内駅舎を撮影しました。午後1時半過ぎの時間帯の散策だったおかげで、太陽の光を背負って撮影することが出来、丸の内駅舎の赤レンガ壁を綺麗に写すことが出来ました。
丸の内駅舎と、周囲の高層ビル群が素晴らしい景観を作り出しているので、是非それを生かせるような駅前広場を再構築してほしいものですね。
2002年8月に建て替えられた丸の内ビル前のイチョウ並木道を散策していきます。歩道周辺は、高層ビル群の陰の中に入ってしまっていました。
丸の内駅前広場の地下には広大な地下通路や駅施設が広がっていて、駅周辺の高層ビル群とつながっています。東京地下鉄丸ノ内線の東京駅と、地下5階にあるJR総武快速・横須賀線の東京地下駅です。
丸の内駅舎の復原工事や丸の内駅前広場の再整備と並行して、地下施設のリニューアル工事なども実施されてきました。15年前と比較すると、全く違う場所ではないのかと思ってしまうほどです。
丸の内の高層ビル群を眺めながら行幸通りへ向かいます。
仮設のガードレールで仕切られている駅前広場が見えてきました。丸の内駅舎の前には多くの人が集まっている様子が、ここからでも手に取るように分かります。
皇室用貴賓出入り口が設置されている中央建屋をズームで撮影してみました。次回の記事では行幸通りの東端部から丸の内駅舎を眺めていきます。