9月中旬の平日、東京地下鉄丸ノ内線の四ツ谷駅にやってきました。四ツ谷駅前から外堀通りを散策して市ヶ谷方向へ向かって歩いてみたいと思います。
JR・東京地下鉄の四ツ谷駅は、山手線環状部のほぼ中間地点に位置しています。新宿方向へ伸びている甲州街道(国道20号線)と、外堀通りが交差している場所です。
JR中央快速・緩行線、東京地下鉄丸ノ内線、南北線と、4路線が交差している四ツ谷駅です。地下鉄でありながら、丸ノ内線の駅舎や駅ホームは地上に設置されています。
甲州街道(国道20号線)越しに、JR四ツ谷駅の駅ビル「atre(アトレ)四ツ谷」の建物を撮影しました。この駅ビルの真下に中央快速・緩行線ホームが設置されています。
甲州街道(国道20号線)と外堀通りが交差している「四ツ谷見附交差点」を撮影しました。どちらの通りも非常に交通量が多かったです。
東京都心部の中枢から、新宿方向へ伸びている甲州街道(国道20号線)の大通りをズームで撮影しました。四ツ谷地区から新宿駅周辺まで繁華街やオフィス街、住宅街が密集しています。
中央快速・緩行線ホームは江戸城・外濠跡地に建設されているので、四谷見附周辺からは電車の姿や線路を眺めることはなく、一見するとここに駅があるようには見えないですね。
JRと丸ノ内線の線路の上に架橋されているのが甲州街道(国道20号線)の「四ツ谷見附橋」です。現在の四ツ谷見附橋は1991年(平成3年)に旧四ツ谷見附橋を架け替えたものです。
江戸時代のこの場所には江戸城の「四谷見附」の門がこの場所にありました。すぐ近くには尾張徳川藩上屋敷(現・陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地)もあり、江戸城から見た西側の要衝だったのです。
四ツ谷駅の西側には「上智大学四谷キャンパス」の広大な敷地が広がっています。江戸時代は尾張藩徳川家の拝領屋敷がありました(陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地は、上屋敷)。
外堀通りを北へ向かって散策し、市ヶ谷駅方向へ向かいます。
外堀通りの歩道を市ヶ谷方向へ向かって散策していきます。外堀通り脇を流れている外濠が、千代田区と新宿区の境界線となっています。
鬱蒼とした緑に覆われている並木道となっている外堀通りの歩道を散策していきます。駅から少し離れると人通りはあっというまに少なくなってしまいました。
緑地帯が壁のように迫っているので判りにくいですが、通りの(進行方向)右側には外濠の水面が広がっているのです。
外堀通りに面した場所にはオフィスビルなどが整然と並んでいますが、通りから一歩高台の路地裏へ入ると、閑静な住宅街が広がっているのです。