
外苑総合グラウンドの敷地北側を通っている道路を散策していきます。ここからは明治神宮外苑の敷地内に建っている「聖徳記念絵画館」の建物を見渡すことが出来ます。

南東側から撮影した「聖徳記念絵画館」です。聖徳記念絵画館は、幕末から明治時代までの明治天皇の生涯の事績を描いた歴史的・文化的にも貴重な絵画を展示している美術館です。

絵画館の駐車場は建物の東側(信濃町駅側)に設置されていて、フェンスやポールで誘導路が仕切られていました。

聖徳記念絵画館の建物が建設されたのは、明治天皇崩御後15年目の1926年(大正15年)のことです。同じ時期に建設された国会議事堂とやはりデザインが似ているわけですね。

絵画館の敷地南側を通っている道路は車が通ることはできなくなっていて、道幅70メートルくらいの道路を自由に散策することが出来ます。

建物を正面から撮影しました。鉄筋コンクリート2階建てで面積は延べ4700平方メートル、高さは約32メートル(ドームの頂上部)、幅は約112メートル、奥行きは約34メートルの規模となっています。

同じ場所から振り返って東側(JR信濃町駅側)を撮影しました。ここから信濃町駅まで歩いて15分ほどです。

道路内から南側の外苑総合グラウンドを撮影しました。正面にはモニュメントの銅像が設置されていました。

建物をそばで眺めてみると、意外と巨大な建築物だったので驚きます。イチョウ並木道越しに遠くから眺めてみると、すごく小さく見えるのですが。

国会議事堂や、上野にある国立博物館の建物ともまた違った印象ですね。

外観は花崗岩貼りですが、築90年近く経過しているので汚れています。今の国会議事堂みたいに外壁清掃をすれば、創建当時の真っ白な姿に戻りそうですね。

敷地南側の道路をしばらく歩くと、前方に「国立霞ヶ丘競技場」跡地の広大な敷地が見えてきました。今回の明治神宮外苑の散策は、この国立競技場跡地を見たかったからです。

振り返って、聖徳記念絵画館前の道路の全景を撮影しました。

国立霞ヶ丘競技場跡地の南東側の交差点前にやってきました。国立競技場の建物が文字通り無くなったことによって、周辺の景観が一変してしまいました。

国立競技場の敷地東側を通っている道路を撮影しました。
