
東雲運河に架橋されている「有明北橋」の南東側一帯に広がっている広大な空き地を見渡して撮影しました。2000年代中盤の時期に埋め立てられたばかりの新しい土地です。

現在は雑草が生い茂るだけの広大な荒れ地ですが、2020年の東京オリンピック時は自転車競技の「有明ベロドローム」、自転車競技(BMX)の「有明BMX」の競技会場がここに整備されることになります。

この広大な荒れ地内には、片側一車線の道路が先行的に整備されていますが、現在は「未整道」の状態で放置されています。

有明ベロドロームを始め、この辺り一帯に整備される「競技会場クラスター」の最寄り駅となるのが、ゆりかもめの「有明テニスの森駅」です。9年ほど前にこの場所に駅を作っても誰も利用しないと思っていたのですが、ようやく役に立ちそうですね。

有明テニスの森駅舎内から有明ベロドロームと有明BMXの計画地を見渡してみました。オリンピックまであと5年しかありませんが、本当に建設されるのか心配になってきました。

駅舎内から東側を見渡してみると、遠くには首都高速10号晴海線の青色の道路高架橋が小さく見えます。有明一丁目地区内は、倉庫街と新しいマンション群が混在しています。

有明テニスの森駅舎の中を通り抜けて、再び有明北橋を渡って豊洲六丁目地区へ戻ります。

有明北橋の南西側に広がっている広大な空き地を見渡して撮影しました。こちらもオリンピックの競技会場クラスターの一角であり、体操・新体操・トランポリンの「有明体操競技場」が整備されることになります。

5年後には世界中から人が集まる湾岸部になるのかもしれませんが、現在はススキが生えていたりするのどかな荒れ地が広がっています。

有明北橋を歩いて豊洲六丁目地区へ向かって歩いていくと、進行方向左側には豊洲新市場の「7街区(水産卸売場棟と管理施設棟)」の広大な敷地が見えてきました。

工事用タワークレーンがほぼ撤去されている5街区の青果棟と比べると、こちらはまだ4基前後の工事用タワークレーンが残されていました。

「水産卸売場棟」の全景です。外観だけを眺めていると、市場というよりは幕張メッセや東京ビックサイトのような展示会場のようにしか見えないですね。

7街区の東側、豊洲大橋南詰交差点寄りの場所に建っているのが「管理施設棟」の鉄骨群です。こちらも工事用タワークレーンが2基ほど展開していました。

「管理施設棟」の鉄骨群をズームで撮影しました。

水産卸売場棟と管理施設棟の2つの建物の間のスペースは、現在は工事用資材置き場となっていますが、完成後は駐車スペースなどとなります。

有明北橋の中央部から東雲運河の広大な水面(西側方向)を撮影しました。レインボーブリッジやお台場の13号埋立地も意外と近くにあります。
